原題:Stuck in Love(2012年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
作家ビル(グレッグ・キニア)は前妻エリカ(ジェニファー・コネリー)を忘れられず、離婚して3年たってもまだ彼女の家の周りをウロウロしていた。大学生の娘サマンサ(リリー・コリンズ)はさっさと父親を見限って新しい恋人を作る母親を嫌悪し、3年間ろくに口もきいていない。そんな彼女に同級生のルイス(ローガン・ラーマン)が恋心をいだくが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
グレッグ・キニア
ジェニファー・コネリー
リリー・コリンズ
ローガン・ラーマン
ナット・ウルフ
リアナ・リベラト
クリステン・ベル
etc,,,
『きっと、星のせいじゃない。』前に手がけたジョシュ・ブーン監督デビュー作。3組のカップルが織り成すそれぞれの愛をテーマに描いた作品。
3組のカップルの話ってことで全く関係のない人たちがどっかで繋がってる敵な奴だと思ったらまさかの一家族内の話だったとは!!
別れた妻に未練があって家を覗いちゃう父親、本気の恋はしたくない娘、真面目な恋をしているのは弟だけかと思えば彼女が薬中ってみんなちょっとどこか問題を抱えていて。それぞれの恋愛もそうだけど、家族愛がまぁ中心で、重苦しくないお話でした。
原題は“愛に行き詰った”ってところでしょうか。“愛にはまった”とも訳せるけど愛に不器用な人の話って感じでした。
声だけだけど、スティーヴン・キングが出演していることにはちょっと驚きましたね。
話は淡々としてるかな。でも映画の中に流れるゆっくりとしたなんか優しい雰囲気は結構心地よくて好きでした。
最後家を訪ねてきた妻が「お父さんが出てくると思ってたのに。ドア閉めて呼んで」って言ってるのがなんかかわいかった。ハッピーエンドで終わて良かった良かった!!