The 90th Academy Awards | Let's watch a movie, shall we?

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映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

いつもは2月末には行われている授賞式ですが、冬季オリンピックとの競合を避けるため1週遅れとなりました。

そんなアカデミー賞も90回目!!

日本時間2018年3月5日(現地時間3月4日)
毎年楽しみにしている日がやってきました!!


司会は前回に続きコメディアンのジミー・キンメル。
またマット・デイモンいじってましたね。笑


そして今回は自分たちが外の劇場に行って一般の人たちに会いに行くサプライズ。いいなぁ。


あと最短スピーチでジェットスキーがもらえるとかなにそれすごいってなった。笑


ちょっと前に行われたゴールデングローブ賞では性的暴力に抗議するために黒一色のドレスコードが目立ち話題になっていただけに、アカデミー賞はどうだろうかと気になっていましたが、みんなカラフルで素敵でしたね。

個人的にニコール・キッドマンのドレスがすごい印象的でした。


「グレイテスト・ショーマン」の主題歌“This is Me”をキアラ・セトルが圧巻の披露!!


メーキャップスタイリスト辻一弘さんがオスカーを日本人初受賞!!


ジェームズ・アイヴォリーは史上最年長での受賞となりました!!


そして相変わらずのお転婆具合を見せるJennifer Lawrence。
何故席をまたぐんだ!!って感じで可愛いったらないね。


前回の作品賞発表ミス時のプレゼンター、ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが再び登場!!

作品賞獲得でギレルモ・デル・トロが自ら封筒の中身を確認していたのはなんともユーモアたっぷりで面白かったですね。

白人至上主義のようなものが残るアメリカで、賞を受賞した彼は自身がメキシコ出身で移民であることに触れながらも夢は実現するというメッセージを送っていましたね。


今回の騒ぎとしてはフランシス・マクドーマンドのオスカーが盗まれたことでしょうかね。すぐに見つかって返ってきて何よりです。

スピーチでは“Inclusion Rider”(俳優や女優が映画への出演契約をする際に、その作品の共演キャストや製作スタッフの中に女性や有色人種を少なくとも半数は含めることを求める条件のこと。)について言及していましたね。

しばらくは女性はパワーがあるんだという訴えが続きそうですね。


おまたせしました、受賞結果は以下の通り!!


作品賞

「シェイプ・オブ・ウォーター」

監督賞

ギレルモ・デル・トロ「シェイプ・オブ・ウォーター」

主演男優賞

ゲイリー・オールドマン「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

主演女優賞

フランシス・マクドーマンド「スリー・ビルボード」

脚本賞

「ゲット・アウト」 (ジョーダン・ピール)

脚色賞

「君の名前で僕を呼んで」(ジェームズ・アイヴォリー)

助演男優賞

サム・ロックウェル「スリー・ビルボード」

助演女優賞

アリソン・ジャネイ「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」

撮影賞

「ブレードランナー 2049」(ロジャー・ディーキンス)

編集賞

「ダンケルク」

美術賞

「シェイプ・オブ・ウォーター」(ポール・デナム・オースタベリー、ジェフリー・A・メリヴィン、シェーン・ヴィア)

衣装デザイン賞

「ファントム・スレッド」(マーク・ブリッジス)

メイキャップ&ヘアスタイリング賞


「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

視覚効果賞

「ブレードランナー 2049」

録音賞

「ダンケルク」

音響効果賞

「ダンケルク」

作曲賞

「シェイプ・オブ・ウォーター」(アレクサンドル・デスプラ)

歌曲賞

「Remember Me」(リメンバー・ミー)

アニメーション映画賞

「リメンバー・ミー」

外国語映画賞

「ナチュラルウーマン」(チリ)

ドキュメンタリー映画賞(長編)

「イカロス」

ドキュメンタリー映画賞(短編)

「ヘヴン・イズ・ア・トラフィック・ジャム・オン・ザ・405(原題)/Heaven Is a Traffic Jam on the 405」

短編映画賞(実写)

「ザ・サイレント・チャイルド(原題)/The Silent Child」

短編映画賞(アニメーション)

「ディア・バスケットボール(原題)/Dear Basketball」


13部門でノミネートしていた『シェイプ・オブ・ウォーター』が結果的に4部門受賞!!そして8部門ノミネートの『ダンケルク』、7部門の『スリー・ビルボード』はそこまでふるわずでしたね。

最近映画あまり観れていないし、劇場に足も運べていないので今年は積極的に愛新作を観たいなぁと思っています。