推定無罪 | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Presumed Innocent(1990年)

評価:★★★☆☆

【STORY】
エリート検事のラスティが、殺人事件に巻き込まれた。被害者はラスティと愛人関係にあった女性検事補。捜査の結果、彼に次々と不利な証拠が現れていく。ラスティはあくまで無実を訴えるが……。現役弁護士でもあるS・トゥローの同名ベストセラー小説を映画化した法廷サスペンス。(allcinema ONLINE)

【CAST】
ハリソン・フォード
ボニー・ベデリア
ラウル・ジュリア
ジョン・スペンサー
ブライアン・デネヒー
グレタ・スカッキ

etc,,,

スコット・トゥローの同名小説を元にしているスリラー映画。

推定無罪とは、「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という、近代法の基本原則。

おいおい不倫かよーって感じではあるし、法廷シーンが多いからちょっと退屈にはなるけど、見ごたえある作品ではありましたね。

疑わしきは罰せずっていうけど、検事ならどんなことが証拠になって不利になるとかわかってるから犯罪を犯すならもっと完璧にやるだろうってことは想像に容易いよね。

だから指紋とか精子とか、物的証拠を簡単に手に入れられる人って誰かなって考えれば真犯人が誰なのかってすぐわかる気がする。不倫を許す寛容な人を装ってただけなのかしら、怖いわぁ。

でも凶器に血痕を残したままにするのは何故なの?私がやりましたって気づかせるため?

「犯罪がある、被害者がいて、苦しい罰がある」ってラストの言葉がずーんとくるね。


にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ