原題:Chariots of Fire(1981年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ユダヤ青年エイブラハムズは、陸上競技に天性の才能を持っていた。彼の好敵手は、ラグビーでも活躍していたリデル。二人は人種の偏見を超えて、深い友情で結ばれていく……。二人の青年が、オリンピックのそれぞれの競技で優勝するまでを、ヴァンゲリスの流麗なメロディに乗せて感動的に描く。(allcinema ONLINE)
【CAST】
ベン・クロス
イアン・チャールソン
イアン・ホルム
ナイジェル・ヘイヴァース
ナイジェル・ダヴェンポート
シェリル・キャンベル
etc,,,
第54回アカデミー賞作品賞、脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞したイギリスの作品。
当時の時代背景の中で権威主義的排他的なイギリスを描きながらもイギリス的尊厳を彫り込んだ作品になっている。
走ることによって栄光を勝ち取り真のイギリス人になろうとするユダヤ人のハロルド・エーブラムスと、神のために走るスコットランド人宣教師エリック・リデル、実在の二人のランナーを描いている。
冒頭の曲は誰もが一度は耳にしたことがあるであろう曲で、ギリシャの音楽家ヴァンゲリス(Vangelis)の“Chariots of Fire”というこの映画のテーマ曲。
心を動かすものっていろいろあるけどスポーツも然り。私も陸上をやってたのでなんか親近感というかなんというか。
なんでも才能とかもともと備わってる能力ってあるけどそれを伸ばすためには誰でも努力が必要で、速く走れるように練習を重ねて努力する姿はやっぱ素敵よね。
話としては結構淡々としてるような印象だけど退屈することなく最後まで集中して観れました。みんないろいろ抱えながら過ごして努力してるんだなぁなんて思いました。