グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

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感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Good Will Hunting(1997年)

評価:★★★★★
【STORY】
ボストンに住む青年ウィルは、幼い頃から天才ゆえに周囲から孤立していた。だが、彼の才能に気付いた数学教授のランボーは、ウィルに精神分析医のショーンを紹介する。ウィルはショーンにしだいに心を開いてゆくが、彼の才能に気付いた政府機関や大企業が接近してくる。(allcinema ONLINE)

【CAST】
ロビン・ウィリアムズ
マット・デイモン
ベン・アフレック
ステラン・スカルスガルド
ミニー・ドライヴァー
ケイシー・アフレック
コール・ハウザー

etc,,,

深い心の傷を負った天才青年と、同じく失意の中にいた精神分析医がお互いにあらたな旅立ちを自覚して成長してゆく姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。


1997年12月のワールドプレミアでは当時は無名の俳優であったマット・デイモンが執筆した脚本の完成度の高さに注目が集まり、最終的にアカデミー賞やゴールデングローブ賞で脚本賞を受賞するなど高い評価を受けた。

ロビン・ウィリアムズは第70回助演男優賞を受賞した。

ロケ地のひとつ、ボストン、パブリック・ガーデンにあるベンチにはロビン・ウィリアムズが亡くなった際、多くのファンにより花が手向けられたり劇中内のセリフが書かれたりして記念碑状態になったとか。



自分に正直になれずに、何かに本気になることを恐れ、いろんなことをあきらめてるウィルが徐々に心を開いていく過程は素敵。

我慢大会みたいになってウィルが話すまで待つ姿勢を取ったショーンがうたた寝しちゃうとこ笑った。笑

ところどころで涙が出そうになるのだけど、「It's not your falt.(君のせいじゃない)」って何度も言うところは泣いたね。「わかってる」って言葉では言うけど、「わかってない」って言われて涙を流すところはもうこっちまで泣く。


最後ベン・アフレック演じるチャッキーがウィルを呼びに家を訪れたけどそこにもう彼はいなくて、いつしか言っていた「何も言わずに消えている」というのが実現して微笑むシーン良いね。

自分の才能を無駄にするなよってチャッキーがウィルに語ってる場面が友達を本当に思ってるのが伝わってくるから結構好きで、本当に素敵なセリフが多い。

何度でも観たい作品になりました。


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