評価:★★★★☆
【STORY】
幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世(コリン・ファース)。そのため内気な性格だったが、厳格な英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)はそんな息子を許さず、さまざまな式典でスピーチを命じる。ジョージの妻エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチ矯正の専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)のもとへ夫を連れていくが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
コリン・ファース
ジェフリー・ラッシュ
ヘレナ・ボナム・カーター
ガイ・ピアース
ティモシー・スポール
デレク・ジャコビ
etc,,,
吃音(きつおん)に悩まされたイギリス王ジョージ6世(コリン・ファース)とその治療にあたった植民地出身の平民である言語療法士(ジェフリー・ラッシュ)の友情を史実を基に描いたイギリスの歴史ドラマ感動作。
第83回アカデミー賞では作品賞など4部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞)を受賞。
吃音とは言葉が円滑に話せない疾病、または障害のこと。「発語時に言葉が連続して発せられる」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く」などの症状を示す。
吃音の原因には、児童の発達性のものと、後天的なもの(たとえば頭部外傷)が挙げられるそうで、原因不明であるため決定的な治療法がない。
男女比でいうと発症率は男性の方が格段に多く、不思議の国のアリスの著者であるルイス・キャロルは吃音を持っていた。
自らも吃音症であった脚本家のデヴィッド・サイドラーは、30年以上この企画を温めていたそうです。
“どもっている”というのは差別用語にも当たるらしくこの言葉を使用するのはふさわしくないのだろうけど、ただ緊張からとかういうのではなく症状としてあったのか。
ジョージ6世ってどんな人だったのかなって思って調べてみたらめっちゃ男前な方でびっくりした。王だから長男だと思ってたけど次男だったことも知らず、いろいろ勉強になります。
「僕は王なんかじゃない」って涙してるところはなんか泣きそうになりました。
スピーチの練習をしているところで汚い言葉を連発しまくってるところとか笑っちゃったよ。本人はいたって真剣に頑張ってるので笑うところではないんでしょうけど。
スピーチが終わってみんなが拍手を送るとこ、私も拍手たくなったね。相当なプレッシャーの中、決して投げ出したりせず、本当にすごいと思う。
そんな彼をずっと支えたらラオネル素敵だし、生涯の友人だったって素敵だよ。
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