評価:★★★★★
【STORY】
小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は美少女コンテストで優勝すること。地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(グレッグ・キニア)や母のシェリル(トニ・コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(スティーヴ・カレル)らと車で決勝大会の会場を目指す。(シネマトゥデイ)
【CAST】
グレッグ・キニア
トニ・コレット
スティーヴ・カレル
アラン・アーキン
ポール・ダノ
アビゲイル・ブレスリン
ブライアン・クランストン
etc,,,
コメディ・ドラマ、ロードムービーで、ジョナサン・デイトン及びヴァレリー・ファリス夫婦の監督デビュー映画である。
脚本は本作が脚本家デビューとなるマイケル・アーントが執筆。
第79回アカデミー賞では作品賞を含む4部門でノミネートされ、脚本賞(アーント)と助演男優賞(アーキン)を獲得、批評家に高く評価され、世界興行収入は1億ドルを超えた。
なんといってもオリーヴがかわいすぎ!!でかぶちメガネにポッコリお腹、弾ける笑顔、最高です。お腹にパットを入れてポッコリお腹を作ってるとのことだけどマジでかわいいお腹。笑
とにかく家族みんなが癖があって、でもそれがなんかおかしくて。
またフォルクスワーゲンT2の黄色いマイクロバスが映える映える!!
ポスターにもあるけど、走って追いかけて乗り込むシーンは本当に楽しい。劇中で何度も何度も出てくるけどほんとに絵になるシーンだし、自分もやってみたい!ってなったよね。笑
おじいちゃんが途中で死ぬっていうのもすごい展開なのだけど、悲しんでいる余裕すらないというかそれさえもなんか面白くて。
最初はなんかまとまりないような感じだったのに徐々に固く結ばれていく様がほんとうに秀逸。ところどころいいなって思うセリフもあって、おじいちゃんの「本当の負け犬は負けるのが怖くて挑戦しない奴のことだ」っていうの刺さるね。
散々沈黙の誓いを守ってきたお兄ちゃんだけどもまかの色盲で。それがわかるときもかなり突然すぎて、絶望の叫びに申し訳ないが笑った。なんかもうほんといろんなことが道中で起こって、この家族退屈しません。
コンテストでのわちゃわちゃももうおかしすぎて笑いまくり!
最後はみんなで踊って、弾けっぷりが最高でした!!
アビゲイル以外の美人コンテストの参加者役の少女たちは本物の美人コンテストの参加者で、彼女たちは実際と同様の格好をして同じパフォーマンスを披露したというからびっくり。
これはまた観たい映画になりました!!