評価:★★★☆☆
【STORY】
第2次世界大戦下、ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)は結婚するが幸せもつかの間、アントニオはソ連戦線へ送られてしまう。終戦後も戻らない夫の行方を追ってジョバンナはソ連へ向かい、アントニオの居所を探し当てる。しかし、戦場で遭難した彼は美しいソ連の娘に助けられ彼女と結婚し、子どもも生まれており……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ソフィア・ローレン
マルチェロ・マストロヤンニ
リュドミラ・サベリーエワ
アンナ・カレナ
etc,,,
イタリア・フランス・ソ連の合作映画。
第2次世界大戦によって引き裂かれた男女の悲しい愛の物語。
監督はネオレアリズモ(イタリアンリアリズム)の一翼を担ったヴィットリオ・デ・シーカ。音楽をヘンリー・マンシーニが担当し、数多くの映画音楽を担当した彼の作品の中でも特に評価は高く、主題曲は世界中でヒットした。
冒頭、画面にっぱのひまわりが広がってとってもきれいでした。
8月15日は終戦記念日でもあるので、8月になると戦争という出来事について考えさせられる月でもあって。
もうね、ただただ切なかったです。
戦争によって引き離されて、行方不明と言われてもちゃんと聞くまではやっぱり生きてるって信じたい。行方不明なら死んでない!どこかで生きてる!って思う気持ちはわかるけど切なすぎ。
アントニオと再会したときのジョヴァンナ役のソフィア・ローレンの怒りや悲しみや喜び、不安とか感情全てが入り混じった表情はすごかった。
別の生活がもうそこにあったら、それで生きていくしかないんだよね。
でも実際こういうこと絶対起きていたんだなって思うといたたまれない。観終わってからの切なさが後を引く映画でした。
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