評価:★★☆☆☆
【STORY】
家族4人の新たな生活が始まろうとしたとき、突然家に侵入してきたマフィアによって、両親が殺害されてしまう。そんな絶体絶命の状況で、内気な性格だったオーウェンが手元にある道具を使い反撃を開始。そして姉弟が力を合わせ、生き残るため頭脳戦を繰り広げる姿が描かれる。
【CAST】
ファビアン・テリース
ライアン・ハートウィグ
ダナ・アッシュブルック
デレク・ミアーズ
ジェイコブ・レイノルズ
ジョセフ・マッケラー
etc,,,
子ども達が自分達の命を守るため家の中で繰り広げる数々のトラップや急襲はまさにバイオレンス版「ホーム・アローン」!
本作の主人公は、親同士の再婚がきっかけで姉弟となったローレンとオーウェン。
冒頭で原題であるAggression Scaleについての説明があります。“他者への精神的または肉体的苦痛となりえる攻撃的行動の頻度をはかる尺度”のことだそうです。
オーウェンはなにやら心に抱えているようで劇中一切しゃべらないのですが、それは自身が受けたいじめに原因があってそれによって精神を病んでしまったのですね。
でもその病み方が怖い怖い、暴力でいじめっ子に復讐するというやばいやつになっちゃってたんですね。精神科医さえもこれはもう治らないというレベルの尺度の持ち主に。
そんな彼の両親が殺されたもんだから復讐に走るのですが、バイオレンス版『ホームアローン』とかいうそんなゆるいもんじゃないです。結構えぐいです。
子供だからってなめたらあかんってことでしょうが、殺人を楽しんでいるような不敵な笑みは子供ながらに怖い。
ラストも犯人たちがしていたように死体を写真に撮っておくという、そしてそれをボスに送り付けて殺しに行くというのがなんとも痛快やね。
そこそこ楽しめました。
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