評価:★★★☆☆
【STORY】
アメリカ、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ道筋にあるモハヴェ砂漠のはずれ。そこにある、取り残された様な寂しげなモーテル“バクダット・カフェ”。ここをきりもりしている黒人女のブレンダは、役に立たない夫、自分勝手な子供達、使用人、モーテルに居着いた住人たちにいつも腹を立てていた。そんなある日、ひとりの太ったドイツ女がやって来るが……。(allcinema ONLINE)
【CAST】
マリアンネ・ゼーゲブレヒト
ジャック・パランス
CCH・パウンダー
クリスティーネ・カウフマン
モニカ・カルフーン
ダロン・フラッグ
etc,,,
監督P・アドロンが、「シュガーベイビー」に続き、女優M・ゼーゲブレヒトと組んで創った、西ドイツ製作の砂漠に芽生えた女と女の友情の物語。
ジェヴェッタ・スティールが歌うテーマ曲「コーリング・ユー」は、アカデミー賞最優秀主題歌賞にノミネートされ、80組を超えるアーティストがカバーするヒット曲となった。
この映画は結構いい評判だって知ってたので気になっていた作品でもあり、やっと観れました。
ロサンゼルスに留学していたこともあり、「この場所行きたいな」なんて思っていたのですが、ラスベガスに行ったにもかかわらずその道中にあるここにはいかなかったという。まぁ、またいつかの機会ですかね。
主演のジャスミンを観てまず思ったのが、なんだろうこのふくよかなおばさん・・・。だったのですが、話が進むにつれてなんだか魅力的になっていくんですね。
カフェの人たちには日々変わり映えのしない日常に現れた、いい刺激であっていいスパイスとなる彼女、徐々に打ち解けていく感じがまたよかったです。私は雰囲気は好き。
ゆったりと話は流れていくので、退屈に感じる人はいるだろうなという印象。はっきり言って好みが分かれそう。
最後はガチで歌いだしたり大々的にマジックショーをやったり、いつの間にかこっちまで笑顔になっちゃう。全体もそうだけど、細部にもほんわかするそんな映画でした。
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