シンデレラ | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:Cenerentola/Cinderella - Ein Liebesmärchen in Rom(2011年)

評価:★★★★☆
【STORY】
イタリア・ローマ。ピアニストを夢見る少女オーロラは、音楽家の父と裕福な生活を送っていた。しかし、父の急死により、オーロラの生活は一変する。悲嘆に暮れるオーロラに追い打ちをかけるように、継母と義姉の嫌がらせが始まる。それでも、いつか夢が叶うと信じ、希望を失うことはなかった。やがて、オーロラは20歳を迎える。ある日、クーパーと名乗る老婦人から仮面舞踏会の参加を勧められ、一人の青年と出会う……。

【CAST】
ヴァネッサ・ヘスラー
フラヴィオ・パレンティ
ルート=マリア・クビシェック
ナタリア・ヴォルナー
イラリア・スパダ
マリエッラ・ヴァレンティーニ

etc,,,

『ココ・シャネル』のクリスチャン・デュゲイ監督による、イタリアのテレビ映画。

シンデレラを題材にしたイタリア映画ということで、イタリア語かぁ~とちょっと身構えたものの観てみたら英語だったというね。笑


DVD2枚組で構成されてまして、正直長かった。

でもしっかりと作り込まれた物語だったので最後まで飽きずに観れました。いろんなバージョンのシンデレラストーリーがあるんだなっておもしろかったし。

ローマの街並みをスクーターで走るのを見ると『ローマの休日』が頭に浮かぶけど、街並みが本当に綺麗。行ってみたくなっちゃうね。

なんといってもヴァネッサ・ヘスラーがめっちゃ綺麗でかわいかった。なんだあの透明感。笑

王子にあたる人物には婚約者なる人物がいて、彼も結婚発表する気満々で、前にオーロラに会ったことあるのに全く覚えてないしでこりゃ振り向かせるの大変だなぁなんて思いながら観ました。



妖精さんにあたる人物には疎遠になっていたおばあちゃんでいろいろ世話焼いてくれてるのが良かったし、キャストみんなよかった!

海外ドラマ『ゴシップガール』でも思ったことだけど、仮面したらそんなに気づかないものなんだろうか?

オーロラをサポートしてくれてたクーパーが実の祖母であると知って、自分の母を捨てた人ってなってしまったところは切なかった。諦めない!っておばあちゃん言ってくれてよかったけど。

こういう“信じること”とか“許すこと”って胸にくるね。簡単なようで簡単じゃないし、大事だって知ってるようで知らないことでもあるし。

二人が結ばれるまでにだいぶな遠回りでまだかまだかなんて思ったけど、ハッピーエンド最高!!

思った以上にいい作品でした。

とりあえず長いけど。笑