ジュリエットからの手紙 | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:Letters to Juliet(2010年)

評価:★★★★☆
【STORY】
ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のもとに1通の手紙が届く。その内容は、50年前に彼女がイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を、ジュリエット宛につづった手紙への返事だった。その男性と再会することを決めたクレアはイタリアへ向かい、返事を書いたソフィー(アマンダ・セイフライド)と共に初恋の人を捜す旅に出る。(シネマトゥデイ)

【CAST】
アマンダ・セイフライド
クリストファー・イーガン
ガエル・ガルシア・ベルナル
ヴァネッサ・レッドグレーヴ
フランコ・ネロ
マルシア・デボニス

etc,,,

「ロミオとジュリエット」で名高いイタリア・ヴェローナで行われている、世界中から届く恋愛相談の手紙に「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが返信する「ジュリエットレター」を題材にした恋愛ドラマ。



世界各国から年間5000通も届く手紙は言語も様々であるが、英語、フランス語、ドイツ語を含め主要言語に対応している。日本語の手紙に対しては、日本語で返信するという。この映画の影響で、アメリカ公開時(2010年5月14日)からジュリエット宛の手紙が急増し、従来の8倍である40000通を記録。事実をもとにしてるだけありますね!

とりあえず重点の置きどころが違うわけだけど邦題と原題の意味が真逆というね。

ロレンツォを探してるときに同姓同名の人がたくさんいるんだけど変な人がいたりして笑いあってるクレアたちが可愛すぎた。

実際に会えるかもってなったときのナーヴァスになるところは頑張ってって思わず応援してしまいました。



とにかく胸がキューっとなることが多かったこの映画。

何度か「愛に遅すぎることなんてない」と出てきます。

みんないろんな思いを抱えて恋をしているんだと思うと切なくもなり、あったかくもなり。久しぶりにラブストーリーなんか見たもんだから胸が締め付けられちゃったよ。

なによりも好感だったのがクレアを演じたヴァネッサとロレンツォを演じたフランコがプライベートでも実際のパートナーであるということ。だからなのかこの映画の二人の場面からものすごい深い愛を感じたのよね。いいキャスティングや!!



終わりのほうでソフィーがクレアにジュリエットの秘書として送った手紙が読まれる部分はもううるうるしちゃって。

最後の終わり方なんかロマンチックじゃないか!!
告白の仕方がもうね、これでもか!!って感じで!!

「I am madly, deeply, truly, passionately in love with you.」

ですよ?射抜かれるね~。
そこで落っこちてしまうっていうのもまたいいよね。笑

婚約者との関係を見ててとりあえずマンネリ注意やなって思ったわ。

そしてイタリアに行く機会があったら是非この手紙の場所を訪れてみたいものです。