評価:★★★☆☆
【STORY】
1846年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、アメリカ生まれの住人たちの組織“ネイティブズ”とアイルランド移民たちの組織“デッド・ラビッツ”が対立している。幼少のアムステルダムは、神父でデッド・ラビッツのボスである父親を敵のボス、ビリーに殺された。アムステルダムは投獄され、復讐を誓いながら15年の歳月が過ぎる。アムステルダムが帰ってきたファイブ・ポインツは、ネイティブズに仕切られ腐敗していた。デッド・ラビッツは既に壊滅している。それでもアムステルダムは復讐のため素性を隠しビリーの組織に潜り込んだ。やがてジェニーという女に出会い、次第に惹かれていくのだが…。(allcinema ONLINE)
【CAST】
レオナルド・ディカプリオ
キャメロン・ディアス
ダニエル・デイ=ルイス
ジム・ブロードベント
リーアム・ニーソン
ヘンリー・トーマス
ブレンダン・グリーソン
etc,,,
この映画は、ハーバート・アズベリーが1928年に出版した同名の著書から着想を得ており、1863年のニューヨーク・マンハッタンの一角であるファイブ・ポインツを舞台に繰り広げられるギャングの抗争と人間ドラマを描いたもの。
第75回(2002年)アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術賞・衣装デザイン賞・歌曲賞・録音賞の10部門にノミネートされたもののなにひとつ受賞できなかった。また本来の主演はレオナルド・ディカプリオとされたが、ノミネートされたのはダニエル・デイ=ルイスだった。
その他の賞として監督のマーティン・スコセッシはゴールデングローブ賞監督賞を受賞、ダニエル・デイ=ルイスは英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
リーアム・ニーソンが開始早々死ぬから、恨みを持った息子としてレオ様が主演だと思ってしまうのだけどダニエル・デイ=ルイスが主演なのよね。でもなんだかなぁって感じでした。
ストーリー流れがのらりくらりな感じで長くて引き込まれないし、残酷な描写も多く、クライマックスのあの血の海の感じとか、うわぁ~・・・ってなる。多くの犠牲の上に今があるということかな。
人種のるつぼと言われるニューヨーク、時代背景とかをよく理解している人にとってはそれなりに楽しめるのかもしれない。
「ナイフについた血は消えない」という意味深なセリフはなんか印象に残りました。
とりあえずキャメロンの赤髪は似合ってたし衣装も素敵でした。
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