行き先に迷う世界の果てでいつも待っていて | 現実逃避行動。

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最後のその時まで、前のめりに。

お久しぶりです。

っても誰もこんなブログ読んでないって分かってるけど。

美辞麗句的な。

 

 

 

10月3日からまた閉鎖病棟に入院していました。

 

もう帰る!!!!!

入院なんかしねえよ!!!!!!

帰る!!!

早く何でもいいから会計の紙出してください!!!!

帰るっつってんだよ!!!!!!!!!!!!!!

って言いながら入院しました。

 

 

なんだかんだで三か月ほど入院して、退院後自立できるように諸々調整して、今月23日に退院してきました。

 

 

入院中は「初めまして」の出会いから、

「お久しぶりです」な出会いまで、

なんやかんやでいろいろありましたが、

たくさんの人とわいわいしながら過ごすことができました。

 

面白いことも、しんどいことも、やらかしてしまったことも、

ほんとに問題児でいろんな人に迷惑かけたり、いろいろありましたが、

それでも私がこうして無事に退院できたのは、

数えきれないくらいのたくさんの人の支えがあってこそだと思います。

 

 

 

もー、恥ずかしながら、ほんとにわたし問題児で、

 

もう帰る!!!もう病院来ない!!!家帰って死ぬ!!!って言いながら入院拒否して、

入院の書類出てきてからも、「任意なら入院しません!帰る!」って言って悪あがきして、

じゃあ医保にするよー?そっちのが自由なくなるしめんどいけどいいのかー?ええーっ?って先生に煽られて、

キィー!!!!ってなりながらヤケクソでサインして。

 

 

入院当初は隔離を個室として使ってはいたものの、隔離だから普通に監視カメラついてるし、

監視カメラで常時録画するけどヨロシクね!的な書類にサインさせられたし、、、

(隔離を個室扱いで使うときは監視カメラ見えないようにしてくれるらしい、ということを後から他の複数の患者さんに聞きました、、、)

 

 

一時期は毎日頓服飲みまくってたし、

頓服飲めないのが我慢できなくて首絞めたり、

ぶち切れて物ぶん投げたり、

ステーションのドア蹴って鞄ぶん投げたり、、、

 

なんかもういろいろと問題児すぎたことを海よりも深く反省するばかりです。。。

 

 

 

なんかそれでも私と同じくらい問題児の人とか居て、

 

その人拒食で体重減りすぎて機械つないで点滴打ってるのに飲水制限とかガン無視して周り巻き込んで問題行動ばっかりするから私は看護師さんと担当医巻き込んで対抗してみたりとか、

前の入院の時に知り合った仲良しの患者さんとの平穏で静かな食事を妨げられてぶち切れたことも一回二回じゃないし、、、

 

なんかその人とはいろいろありすぎて語りつくせないくらいなんだけど。

きっと根は悪い人じゃないんだろうけど、自分中心な感じの人だったから周囲(私含む)に影響ありまくりで。

 

 

あと電気治療で元気になりすぎてしまったおばあさんとか。。。

あの人も厄介だった。。。

院外外出して濃いアイメイクで赤リップつけて病院に帰ったときに

「アンタ!!!!すんごいキレイじゃない!!!!うんたらかんたら~~~~~!!!!!!!!」

っつって肩掴まれて詰め寄られたときはめちゃ怖かった。。。

あんなこわい褒められ方したの人生で初めてよ……

褒めるなら一言きれいだねって言ってくれるだけでいいよ……

 

そのおばあさん、ほかの患者さんに上から目線でめちゃ説教垂れて被害者多数だったしなあ。。。

 

 

退院する少し前からは、隣のベッドの女の子が夜中に寝言?で叫ぶ(複数回)から早朝覚醒して昼間眠くて昼寝ばっかりしてたわ…

あの女の子、若そうというか幼い感じだったけど何歳なんだろうな…

若いのに大変ね……

 

 

 

とかなんとかいいつつも、仲良しになった患者さんもたくさんいて、

 

朝起床時間前からひそひそおしゃべりしたり、

お手紙交換したり、

お菓子交換したり、

病院食の選択メニューを半分こしたり、

賄賂(お菓子とか飴とか)送りあったり、

バレない程度にお菓子パーティーしたり、

一緒に大須行ったり、

 

なーんかほんといろいろあったなああああああああ!!!!!!!

 

 

お菓子交換とかお菓子パーティーとか連絡先交換したりとか

看護師さんも黙認してくれてたんだろうなあ、敢えて放置してくれてるんだろうなあ、ということも多々ありましたが!!!!

 

月並みですが関わってくれた皆さんに感謝!!!!!!!!

 

 

 

でもたぶん大須デートはばれてないと思うw

時間差で出て行って別々に病棟戻ったからな!!!!!

 

そのとき食べたホットグ?とかいうのが面白かったです

これなんで砂糖まぶしてあるんだよ!!!!

ケチャップとマスタードと砂糖って何なんだよ!!!!!!

って二人で言い合いながら食べた思い出。。。

その後食べたピザも美味しかったネーーーーー!!!!

 

 

ぬり絵見せっこしたりして仲良くなって退院前にコーヒー奢ってくれたおばあちゃんとか、

なんかいつもしんどそうで見守ることしかできなかったお姉さんとか、

いつも私のしょうもない話に付き合ってくれて選択メニュー交換したお姉さんとか、

ずっと近くで私のこと見守ってくれた人も一人や二人じゃないし、

 

ほんと月並みな言葉しか出てこないのがもどかしいくらい、

いろんな人にお世話になったし、迷惑もかけたし、

いっぱい笑っていっぱい泣きました。

 

 

入院中に首絞めたのも一度や二度じゃないし、

なんなら看護師さんや先生の目の前で首絞めたりもしたけど。

 

いっぱいいっぱいでうまく言葉にできなくても、

それを汲み取ろうとしてくれる人がたくさん居て。

 

 

 

私今年一年、半分以上入院してました。

 

三月下旬に入院して八月の頭まで病院にいたし、

その二か月後にまた入院して。

 

入院中いろいろあったし、一度退院してからもいろいろあったし。

入院前にもいろいろあったし。

 

きっとその全部が今に繋がってて、

何か一つでも欠けたら今になってなかったなって。

 

 

あの時家出しなかったら、きっと私はいま生きていないし、

あの時あの人に、あのタイミングで病院に連れて行ってもらわなかったら、私は絶対に入院しなかっただろうし、

入院しなかったらきっと私は今でも自分に自傷癖があることを知らないまま過ごしていて、

あの時自傷行為をしなかったら、隔離に突っ込まれて拘束されることもなかったし、

「自分で自分の首を絞めるのが好きだなんて、お前マゾなんだな」、っていう言葉を信じ切って生きていたと思う

 

 

しんどい思いとか、苦しい思いとか。

今まで抱えていた、つらい思いをなかったことにすることは出来ないけれど。

 

全部なかったことに出来たらきっとものすごく楽だとは思うけれど。

なかったことにはならなくても、癒したり和らげることはできるんだなって。

 

 

今まで自傷行為を止めてくれる人なんて居なかったけれど、

今は私が自傷行為をしたら悲しんでくれて、そんなのやめなよって言ってくれる人がたくさんいて。

そういう人達に出会えて。

 

 

 

前回と今回の入院で迷惑をかけてしまった人たちに、次に会ったら、もしまた会うことがあるのなら、

今度こそ、「わたしあれから一度も首絞めたりとかしてないですよー」、って言えるといいな。

 

 

きっと今はまだその準備段階。

 

年が明けて少ししたら、きっといろんなことが動き出す。

私の今までと、これから先を取り戻す。

 

しんどいけど、つらいけど。

 

 

何もかもなかったことにできたら、なんて思わなくても済む自分になりたい。

誕生日に自分自身の存在を、生まれてきたことを呪う自分とはおさらばしたい。

 

 

 

私ばかだから思ったことすぐ忘れちゃうから。

忘れないようにここに書いておく。

 

ああ私きっとまだがんばれるって、思えるうちは死ねないし、死にたくない。

死にたいとか首絞めたいとか散々言ってるけど、私まだ死にたくない。

 

大事なのは死なないこと。

大丈夫、だめじゃない。

 

 

泣きべそかきながらでも前に進みたい。