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今日3月27日はINXS楽曲の要、キーボードのアンディの誕生日!おめでとう!!
マイケルと友達になってINXSのメンバーとなってくれて、ありがとう!!
今も地元オーストラリアにてカントリー音楽界で活躍しているアンディの姿に、安心感すら覚えます。
原点回帰のINXS改訂版和訳。
通し番号21『Bitter Tears』
2013年6月15日アップ
2019年11月19日再アップ
(4Kレストア版『Live Baby Live』世界公開記念の企画時です)
このジャケットが格好良くて大好きでした。
1990年の7枚目のアルバム『X』は、INXSのデビューした年から数えて10年目いうことから、「10」のローマ数字である「X」と付けられました。
モンスターアルバム『KICK』で世界的に有名となった後に約1年のバンド休暇期間を設け、個々の活動をしたり家族との時間を過ごしたりしたメンバー達。
1989年より次のアルバムを制作し始め、1990年8月に先行シングル『Suicide Blonde』がリリースされるや、音楽番組で見ない日はないくらいの大ヒットとなります。
10月には待望のアルバム『X』のリリース。
その後11月に『Disappear』、翌年1991年2月にこの『Bitter Tears』がシングルカットされました。
『Bitter Tears』とは、日本語にすると「苦い涙、血涙」となり、血涙の意味を調べると「ひどい悲しみや憤りのために出る涙、血のなみだ。」とあります。
その涙の味は甘い、と歌っているので、なんというかシニカルであり背徳感のある内容にも感じます。
この時期のマイケルの歌詞は、特に抽象的で内省的な部分も多い感じがして、とても難しいと感じます。
世界的に有名になってパパラッチもされるようになって、『KICK』が出る頃には映画に出演したり、INXSの活動休止中には他バンドのメンバーと新しいプロジェクトで活動したりと、意欲的に活動していたマイケル。様々な活動を通して、またプライベートでも、色々考えることがあったんだろうな、と思ってしまいますね…。
私がこの時期INXSから離れていたのは、まず活動休止中で何も新しいものがなかったこと(マイケルのプロジェクトMaxQは後から知ったので、当時は全く知らなかった)、そしてやっと出た『Suicide Blonde』のミュージックビデオを見てビジュアルや音楽の方向の変化についていけなかったこと、がありました。
『KICK』の時は、まだそこまで垢抜けていないオージーのお兄ちゃん達で、そういうところも好きだった私にとって、垢抜けちゃたのがなんかショックだったのを覚えています。
今ならば、その時その時のINXSの色を出しているだけのこと、と分かるんですけどね。私も若かったのでそこまで達観できなかったんですねぇ…。
なんか… 売れちゃったんだね、変わっちゃったんだね、みたいなね(笑)
でも『KICK』も、その以前のアルバムも当時何枚か聴いていて大好きだったので、動向は気になっていてチェックしていた中、この『Bitter Tears』のシュートはカッコいいなぁと惚れ惚れしておりました。
MVも当時の流行りの手法というか、コマ送りみたいなのとか、マガジン風に文字を入れて動かしたりとか、MTVの時代だなぁと感じる作りなのではないかなと思います。これはこれで好きです。
最初にそのMVを。
最後にはテレビ番組に出演した際のもの(ケビン・ベーコンが曲紹介してます!懐かしい!)と、新しくリマスターされ公式よりアップされた12インチバージョンのMVを載せますね✨
Bitter Tears / INXS 1991 MV Remastered 2022
Of my endless search
The best in life
Becomes clear
To fade by itself
That's a trick I learnt
Though it took so long
I'm seeing my way
For the first time in years
When the love around
Begins to suffer
And you can't find love
In one
In one another
Push away those bitter tears
Bitter tears*
And I thought I was doing no wrong
Of your needs
Lips are trembling
Cause your gonna be free
Realize what we're doing here
The time is right to kill your fears
(*〜* Repeat)
Push away those bitter tears
That's what they call doing no wrong
Push away those bitter tears
Push away those bitter tears
(12inch version MV Remastered 2023)
普段使いしたくて、アイコンに、フランス語で「Vivre avec la musique」のロゴを入れたシンプルなものを作りました。よろしければ〜。