新事実と言いにくいこと | Sunnykitchen(Bird side)

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インコ、オウムなどの食事について考える、
バードフードコーディネーターSunnykitchenです。
コミドリコンゴウ、ヒメコンゴウと暮らしています。

黒柴おこめの『おこめキッチン』も別ブログで書いています。

先日お話しした大阪のヒメコンゴウちゃんの件ですが、お店にお願いして現在の写真をいただきました。


…驚きました。

いもこそっくりではありませんか。

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写真を見て確信しました。

いもこと血が繋がっているに違いないと。


そしてなんとメールには、両親のリングナンバーを記載してくださっているではありませんか。

帰宅し一目散に血統書を見ると…



お母さん、お父さん、同じでした‼️



いもこぉ~
あんたの妹か弟が大阪で誰かのお迎えを待ってるよ~
泣き崩れてしまいました。
やっぱり、姉妹(弟)です。
いもこは3日早く卵から出てきたお姉さんです。

鳥も兄弟は顔が似るのですね…知りませんでした。

ヒメコンゴウは結構顔に個体差があります。
ヒメコンゴウのお友達、タントくん、ライムくん、ベルちゃん、みんなそれぞれお顔が違います。

鳥さんは1度に何羽も生まれますし、あちらこちらに分散すれば日本のどこかに兄弟がいるのは当たり前なのですけどね。

ただ、ヒメコンゴウはそんなに輸入される種類ではないので、(こんぱまる全店でも1~2年入らない時があったと聞きました)
フィリピンの大きな繁殖場から3羽も一緒に来て、それが兄弟というのはあまりないことだと思います。

毛引きの程度も写真で見れました。
最悪の想定をしていたので、思ったよりはまだ救えるレベルです。

でも風切り羽がボロボロで、放鳥しても飛べないでしょう。

飛ぶための翼なのに…切ないです。

鳥にとって飛べないことは、人間にとって足をもがれるようなもの。

飛べないことは、鳥さんの自信を大きく損失させるそうです。

少し話はズレますが、鳥さんをお迎えする前に見てほしいイラストがあることを思い出しました。


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『私たちは飛ぶためにうまれてきた。飛んで困るなら鳥を飼わないで』という忠告文です。

随分前にネットで見つけましたが、反対意見が怖くて載せられませんでした。

きっとこのブログを読んでいる方の中にはクリッピングしている方もいらっしゃるでしょう。

勇気を出して言うと、躊躇なくクリッピングするショップは動物を「ペット」として扱っているのだと感じざるを得ません。

もちろんとても大きな愛情はあるでしょう。

でも元々は野生である動物に対する尊厳はあるのかな、と思ってしまいます。

人間の勝手で共存させてもらっていることを忘れて、都合のいいペットとして可愛がる。

私達が努力すべきは、猫可愛がりすることではなく、この子達が「動物らしい面も持ち合わせながら共存していく」という『厳しさ』を理解することではないでしょうか。

すみません、ずっと思っていたことを思い切って書いてしまいました。

考えや環境はそれぞれあると思いますが、羽を切られて喜ぶ鳥はいないと思うのです。

逃げたら可哀想なのはこの子だから。
それは鳥さんから羽を奪う理由としては、人間のエゴが過ぎます…。
(疾病など特別な理由で切らざるを得ないケースはあるのかもしれません)

子供の頃から20年以上何羽もの鳥と暮らしてきましたが、私自身は一度も逃したことがありません。
それに関しては、慢心がないからです。
自分の命に代えてでも守らなくてはいけないことだからです。

ショップのすることが当たり前と思って欲しくなくて書きました。
ご不快に思われたらごめんなさい。

こういう考えもあるということを、少しだけ知ってほしかったです。


話は戻りいもこの妹か弟。
いつか会いに行く日がきたら、それはお迎えにいく日なのでしょう。

現実には難しい…。

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ほっぺに赤い羽が( ´艸`)

警戒心、毛引き、栄養、結構な覚悟がなければこの子はお迎えできません。

でも自分以外に誰がこの子を救うんだ!?という気持ちもあったり。

立ち直らせてあげたいです。