たくさんの発見とショックがありました、バードフードについてです。
松本さんはスペインのPsittacusCataloniaというペレットメーカーを訪問されました。
Psittacusというのはヨウムを表す語句で、会社には800羽のヨウムと500羽の様々な鳥さんがいて、その子達により自社製品の評価が繰り返し行われています。
もちろん繁殖もこちらで行われていて、ブリーディング専用の家屋が設けられています。
ペアリングは本鳥たちにお任せで、自然とペアになった子達で繁殖します。
ヒナちゃんから少し大きくなった子達の写真を見ましたら、みんな同じ大きさ、同じ色なのです。
体格が揃っているというのは、栄養が足りているかの評価基準の一つではないでしょうか。
なんと、フォーミュラの前の段階で一週間ほど与える専用のごはんも開発されています。
聞いたことないですよね。
日本に入ってきていたら我が家でも与えたかったです。
これが鳥に必要な成分ですよーといわれている通りにやっても思い通りに育たなかった経緯があり、鳥たちの育ち方をじっくり観察・記録し、足して、引いて、を繰り返したそうです。
膨大な時間と手間がかかる作業ですが、家族経営されている会社です。
挿し餌のチューブもオリジナルで作っています。
こちらのペレットはまだ日本未発売ですが、サンプルをいただいてきました。
いもこ「おいしそうじゃーん」
見た目はシンプルですが、フルーツっぽい香りが食欲を刺激するのでしょうか。
また、ペレットの矛盾点にも触れてくださいました。
ペレットの原材料は本当に安全な過程を通ってきているのか、そもそも生きた食事なのか、ということです。
お隣の方に教えていただいた鳥爺情報では、ハリソンといえど元々の原材料は中国産かもしれないのです。
(ハリソンは明確に答えないそうです)
やはり現場をみて初めて信頼できるのですよね。
ハリソンは一番信頼していたので、いい意味でショックでした。
知れてよかったです。
現在ガブリエル財団に行かれている涌井さんが帰ってきたら、衝撃のとりさんごはん事情が明らかになりそうです。
またオフレコ解禁の雰囲気になりましたらお伝えいたします。
次回のBirdstoryコラムでは、手作りごはん初級編を予定していますのでお楽しみに!