2018J2リーグ第7節 大分戦観戦記(DAZN) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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ジェフはとてももったいない試合をしてしまいました。
今季初のアウェーゲーム勝利はならず。
今日も勝手に振り返ります!





2018J2リーグ第7節
大分銀行ドーム 4/1 14:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 0 ー 4 大分トリニータ
         (前半 0 ー 1)
         (後半 0 ー 3)





スタメン・選手交代

GK ロドリゲス
DF エベルト
DF 近藤 直也
DF 鳥海 晃司
MF 杉山 弾斗(46分 → 為田 大貴)
MF 熊谷 アンドリュー
MF 佐藤 勇人(46分 → 矢田 旭)
MF 溝渕 雄志
FW 茶島 雄介(74分 → 指宿 洋史)
FW ラリベイ
FW 町田 也真人



ベンチメンバー

GK 佐藤 優也
DF ゲリア
DF 増嶋 竜也
MF 為田 大貴(46分 ← 杉山 弾斗)
MF 矢田 旭(46分 ← 佐藤 勇人)
FW 船山 貴之
FW 指宿 洋史(74分 ← 茶島 雄介)



得点

19分 林 容平
64分 星 雄次
67分 清本 拓巳
89分 川西 翔太



警告/退場

45+1分 鳥海 晃司 警告②



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:7-10
GK:7-11
CK:6-4
直接FK:11-14
間接FK:5-2
オフサイド:5-2
PK:0-0



第7節終了時点
J2リーグ 15位
勝ち点 7
得点 12
失点 14
得失点差 -2
完封試合 2



勝ち①②
分け①
負け①②③④



今季得点

ラリベイ②
茶島 雄介②
清武 功暉②
指宿 洋史①
高木 利弥①
船山 貴之①
山本 真希①
エベルト①
熊谷 アンドリュー①



今季警告(累積警告)/退場

増嶋 竜也 警告①/退場①
溝渕 雄志 退場①
鳥海 晃司 警告②
小島 秀仁 警告①
船山 貴之 警告①
ロドリゲス 警告①
茶島 雄介 警告①





ジェフはとてももったいない試合をしてしまったと思います。


プレビューもどきで、「ちょっとした差が勝敗を分ける」と書きましたが。
その“ちょっとした事”が積み重なって。
結果4失点。



とても残念な結果ですが。
私は、そんなに悲観していません。


もちろん負けた事は、心の底から悔しいですし。
本当に腹が立ちます。


本当に“ちょっとした事”の差で負けましたが。
それは挽回出来る事ですし。
チームの“根本”が間違えている訳ではない。
私は、そう考えています。



先に書いておくと。
後半“アンカーシステム”にしたから負けたのではなく。
前半の戦い方がよくなかったのと。
1点リードされているだけなのに、焦り過ぎてしまった事が大きな敗因であって。
システム・フォーメーションの話は後付けだと思います。



私の言っている事は。
おそらく超少数意見だと思います。


ただ私はそう思っているので。
思っている事をそのまま書きます。


今日も勝手に振り返ります!





今日もまずはメンバーから。


システム・フォーメーションは前節京都戦と同じ“3-4-3”でしたが。
エスナイデルさん、また少しメンバー変えてきました。



3CBは前節と同じメンバー。
左からエベルト・近藤・鳥海の並び。
鳥海は前節負傷交代でしたが、今節もスタメンでした。


左右のWBも前節と変わらず。
ダブルボランチでの熊谷の相方が。
この試合では茶島から勇人に。


茶島は1列前で也真人と並び。
CFは指宿からラリベイへ。


前節負傷交代した功輝と小島がベンチから外れ。
増嶋がベンチに復帰。



杉山が2試合続けて左WB先発。
前節欠場したラリベイと、最近ベンチが続いていた也真人が先発。


ジェフも大分も、妄想通り“3-4-3”。
試合が始まるまでは、お互いにがっぷり組み合う展開だと思っていました。





ここからは、具体的な試合の話を。



まず大分は、予想以上に後ろを固めてきました。


お互いに同じ“3-4-3”同士。
中盤で、もっとドンパチやり合う展開を予想していましたが。
大分は引いて構えて、前には出てこず。


ジェフが3CBと熊谷の所でボールを動かしていても。
チェックにくるのはCFとその下の1枚くらいで。
基本5バック気味に引いて構えてきました。



前節京都戦と同じ様な展開。
ジェフが後方でボールを動かしても。
大分はそこに干渉してこない。


サイドの両WBの所にボールが入ると。
大分のWBとボランチが、厳しくチェックにくる。
ジェフはそこで一旦後ろにボールを下げる。
前半は、そんな展開でした。



引いて構える大分に対し。
後方でボールを動かし、“隙”を作ろうとするジェフ。


試合序盤は、前線からの“ハイプレス”が機能し。
大分のディフェンスラインを、追い詰める事が出来ていた。



ジェフ同様、GKも後方でのボール回しに関与し。
後ろからゲームを作ろうとする大分。


しかしジェフの“ハイプレス”の前にミスが多く。
試合序盤は、GK含めディフェンスラインは不安定でした。



前半早々から、不用意にゴールマウスを空けるGK高木。
ジェフは、高木がジェフから見て右サイドに出てきた所でボールを奪い。
ゴール正面で、熊谷がGKのいないゴールに向かってシュート。
しかしこれが枠を外れてしまいます。


逆に大分は。
エベルトからのバックパスをロドリゲスがキックミス。
この場面で、林がロドリゲスのタックルを交わし冷静にゴールを決め。
19分に先制します。


後半開始早々にも、前に出てきたGK高木を也真人が交わし。
GKのいないゴールに向かってシュートを打つも、クロスバーに当ててしまいゴールならず。


この試合、ジェフは運も無かったと思います。
大分は、GKロドリゲスの1回のミスをゴールにつなげたのに。
ジェフは、大分のディフェンスラインとGK高木の大きな2回のミスを。
ゴールにつなげられなかった。


熊谷と也真人のシュートどちらかが決まっていれば。
試合は違う展開になっていたと思います。


それでも、ジェフが勝てたかどうかは分かりませんが。
自分達のミスで失点して、相手のミスをゴールにつなげられず。
自分達で試合を不利にしてしまった感は否めません。



ここからは、何がジェフの“敗因”だったのか。
それを、勝手に妄想して語ります!





前半のジェフは、悪くはなかったと思います。
ただ、よくもなかった。



前に出てこない大分に対して。
後方で左右にボールを動かし。
相手の“隙”を突く事を狙う。
この戦い方自体は、間違えてはいないと思います。


相手の“隙”を突く為のプレーがあまり見られず。
単調なプレーをしてしまったのが大きな課題と思います。


引いて待ち構える相手を崩そうとするならば。
相手が嫌がるポジションやスペースにボールも人も動く必要がありますが。
当然ボールを奪われるリスクもある。


ジェフはパスの成功率が前半確か80%くらいでした。
セーフティーなパス・プレーが多かった事の現れだと思います。


相手もゴールを奪われない為に、必死で対策しプレーしている。
セーフティーなプレーばかりでは、なかなかゴールは奪えない。


ジェフは今、前半から飛ばして相手を圧倒する戦い方をしているのですから。
“先制ゴール”が大きな意味を持つ。


リズムも単調で、あまりリスクをおかさない。
これでは、なかなかゴールには辿り着かない。


チームのリズム・テンポを変化させたり。
攻める・退くといった面も含めて、チームをコントロールする事が出来なかった。
これが、前半の大きな問題だったと思います。



試合序盤、大分はジェフのハイプレスに対応出来なかったのか。
GK含めたディフェンスラインが混乱していました。


熊谷の前述したシュートもこの時間帯でしたが。
相手がまとまりを欠いている時間帯にこそ。
リスクを掛けて攻め込むべきだったと思います。


無理してでも攻める時・無理せず退く時、この判断が出来ていなかった。
例えば、引いて構える大分も。
ジェフに先制されれば、前に出ざるを得ない。
前節の京都も、前々節の讃岐もそうでした。
自分達のプラン通りに試合を進める為には。
相手のプランを潰す必要がある。
その為には、まず“ゴール”が必要。
自分達のプラン通りに試合を進める為には、“ゴール”が必要。
であるならば、リスクを掛けてでも前に出る必要がある。


この“判断”が曖昧なまま、45分間プレーしてしまった。
これがジェフの抱える大きな“課題”ですし。
大分戦の大きな“敗因”の一つと考えます。




もう一つの“敗因”は。
私は“焦り”だと思います。



エスナイデルジェフの“理想の展開”は。
ボールを圧倒的に支配し先制し。
前に出たきた相手の“裏のスペース”を突いて追加点を奪う。


讃岐戦は、正にその通りの展開でしたし。
京都戦も、後半追加点を奪えなかったものの。
同じ様な展開だったと思います。



この“プラン通り”の展開に出来ない時に。
時計の針が進む毎に、“焦り”が出てくる。


意識が全体的に“前のめり”になり。
カバー・フォローのプレーが徐々に減り。
無理矢理な、力業な攻め方をしてしまう。


今季は、トレーニングの負荷を強めているとよく目にしますが。
その影響なのか、まだまだコンディションが万全でない選手が多いと感じます。
それもあってか、後半極端に走力が落ちる事が多い。


走力が落ちていながら、全体で“イケイケドンドン”になってしまうので。
何故?と思ってしまうくらい容易くゴール前まで攻め込まれてしまう。



大分戦では、後半スタートから杉山→為田・勇人→矢田の交代で。
システム・フォーメーションを“3-4-3”から“4-3-3”へ。


ゴールを奪う為に前線の枚数を増やす事と。
3バックの外のサイドのスペースを大分が狙っていたので。
その対策として4バックにしたのだと妄想していますが。
前述した、也真人がGK高木を交わしてシュートした場面辺りから。
バランスやリスクヘッジをあまり考えていないかの様に。
全体で前に出ていってしまった。


エスナイデルさんは。
3バックのCFの下の2枚・“4-3-3”のインサイドハーフ2枚には。
ペナルティエリア付近で起点になって。
そこから直接ゴールに向かう・サイド深いスペースへ展開する・後ろから選手が追い越し前に出てくる。
こういった展開を期待しているのだと思っていますが。
大分戦の後半は、引いて構える相手に対してボールを受ける動きに工夫がなく。
なかなか高いポジションで前を向いてボールを持てない。


中盤まで降りてきてボールを受ける事が多かったですが。
SBもSHも高いポジションを取っているのに、インサイドハーフを追い越す動きが少なく。
相手のディフェンスラインの前でボールを動かすばかりで。
ディフェンスラインの“隙”や“裏のスペース”を突く事が出来ない。


この状態でボールを失うと。
大分はサイドのスペースを狙ってくる。
この大分の狙いに対処する為に“4バック”にしたと思っているのですが。
無策に全体で前に出てしまっているので、どうしても後手に回ってしまう。


プレビューでも書きましたが。
後ろ向きに走って守る選手と、前向きに走ってくる選手では。
前向いて走る選手の方が有利です。
大分にそういうプレーをさせたかったのに。
ジェフが後ろ向きに走り守る展開に。



もう一つ指摘すると。
大分の2点目も3点目も。
失点の場面で、ジェフはゴール前の枚数は足りていた。


“焦り”からなのか、意識が“攻撃”に向き過ぎているからなのか。
全員がボールを見てしまって。
後ろから出てくる大分の選手を、全くケア出来ていなかった。



前段で書いた“チームのコントロール”。
後半は、全くこれが出来ていなかった。


1点リードされているだけなのに。
トーナメント戦の試合終了間際に負けているくらいの勢いで。
全体で無策に前に出ていってしまう。
引いて構える相手を崩すには、力業ではなく“工夫”や“気転”が必要なのに。
“押す”だけで、退いたり回ったりするプレーが少ない。
急がば回れ、これを完全に忘れてしまっている。


試合後のコメントで勇人が指摘していましたが。
“自分達のプラン通り”に進まない試合の、チームのコントロール。
焦る事なく、必要なプレーを選択する。
チームで前に出ていく時の、カバー・フォロー等のリスクヘッジ。
前段の話と重なりますが。
ここがエスナイデルジェフの大きな“課題”であり。
大分戦の大きな“敗因”であると考えます。


“大勝”と“大敗”を繰り返すって事は。
正にこれが原因と考えます。



ただ私はそんなに悲観していません。
チーム全体のコンディションが上がって。
意図の共有や連携が今以上に深まれば。
ある程度は解決出来る課題と考えています。


チームは今、少し自信を無くしている。
最初の4試合で躓いてしまった事は。
少なからず影響していると思います。


プレーに対する“絶対的な”自信が無いから。
“焦り”が生まれ、必要なプレーが見えなくなる。
ボールを失う事を恐れ、セーフティーな選択をしてしまうのも同様と思います。


昨季終盤に連勝している時は。
「先制されても負ける気がしない」とのコメントが選手から聞かれました。


今必要な事は“自信”を取り戻す事。
その為には“結果”が必要です。



次節アウェー金沢戦では。
また少し選手を変えてくると思います。
怪我で欠場している選手が復帰するかもしれません。
まずは、“無理してでも前に出る”時と“無理せず退く”時をはっきりさせる事。
メリハリを付けたプレー・試合の進め方。
これをピッチに立つ選手全員で意識したい。


熊谷はエスナイデルジェフの“中心”ですから。
もっと“皇帝”の様にチームを操り引っ張る事を期待しています。
まだまだ勇人の力も必要だと思います。
続きは、金沢戦の“プレビューもどき”で書く予定です!





なかなかダメージの残る負け方でしたが。
私はそんなに悲観していません。


次の試合の勝利に向けて。
“課題”にしっかりと目を向けて。
“出来ている事”を更に伸ばし。
チーム全体で“前向き”に進んでほしいです。


私は何時でも勝手に前向きですよ!



今夜はこの辺でお仕舞いにします。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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今日の一言「まだまだ途半ば、下向いてられるか!」