2017J2リーグ第21節 大分戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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リーグ戦今季初の連勝です!
天皇杯も含めると、公式戦3連勝です!
今日も勝手に振り返ります!





2017J2リーグ第21節
フクダ電子アリーナ 7/1 18:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 4 ー 1 大分トリニータ
         (前半 1 ー 0)
         (後半 3 ー 1)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 乾 貴哉
DF キム・ボムヨン
DF 近藤 直也
DF 北爪 健吾
MF 熊谷 アンドリュー(64分 → アランダ)
MF 町田 也真人
MF 高橋 壱晟
FW 清武 功暉
FW ラリベイ(83分 → 古川 大悟)
FW 船山 貴之(86分 → ホルヘ・サリーナス)



ベンチメンバー

GK 山本 海人
DF 大久保 裕樹
DF 岡野 洵
MF アランダ(64分 ← 熊谷 アンドリュー)
MF ホルヘ・サリーナス(86分 ← 船山 貴之)
MF 羽生 直剛
FW 古川 大悟(83分 ← ラリベイ)



得点

33分 船山 貴之④
48分 清武 功暉⑨
65分 ラリベイ④
80分 ラリベイ⑤



警告/退場



スタメン・フォーメーション




スタッツ

シュート:23-7
GK:4-11
CK:7-5
直接FK:10-10
間接FK:7-1
オフサイド:7-1
PK:0-0



第21節時点
J2リーグ 13位
勝ち点 30
得点 35
失点 32
得失点差 +3
完封試合 6



勝ち①②③④⑤⑥⑦⑧
分け①②③④⑤⑥
負け①②③④⑤⑥⑦



今季得点

清武 功暉①②③④⑤⑥⑦⑧⑨
ラリベイ①②③④⑤
船山 貴之①②③④
指宿 洋史①②③
高橋 壱晟①②
町田 也真人①②
山本 真希①②
近藤 直也①②
乾 貴哉①②
キム・ボムヨン①②
西野 貴治①
アランダ①



今季警告(累積警告)/退場

若狭 大志 退場①
熊谷 アンドリュー警告⑤(①)
清武 功暉 警告③
多々良 敦斗 警告③
町田 也真人 警告③
近藤 直也 警告③
ラリベイ 警告②
船山 貴之 警告②
乾 貴哉 警告②
アランダ 警告②
羽生 直剛 警告①
イ・ジュヨン 警告①
西野 貴治 警告①
ホルヘ・サリーナス 警告①
佐藤 優也 警告①
キム・ボムヨン 警告①
岡野 洵 警告①
佐藤 勇人 警告①





今季リーグ戦初の連勝です!
天皇杯含めると、公式戦3連勝中です!



天皇杯2回戦で、リーグ戦でボロ負けしたヴェルディ相手にクリーンシートで勝ち。
前節は岐阜相手に、アウェーでの初めての逆転勝ち&大量6得点。
そして今節は“ホーム”フクアリで大分相手に4得点。
リーグ戦2試合で10得点の大暴れ。
しかも、怪我人含めメンバーを入れ替えながらの勝利です!


今節は、U18の古川大悟君が天皇杯に続いてリーグ戦デビュー。
一部の主力選手やベテランに頼ったチームではなく。
チーム全体で戦い、チーム全体が底上げされている。
エスナイデルジェフは、今そういうチームになれてきたと感じます。


あれだけボロカスにやられて。
今節も試合前、“今日は熊谷かよ...”なんて言われていたのに。
熊谷は、今日のベストプレーヤーの一人でした。
同じくひどい事言われていたラリベイは2ゴールの大活躍。
大分の息の根を止めた、勝利の立役者です。



もちろんまだまだ課題は多いですが。
ブレる事無く、一歩づつ前に進んでいる。


エスナイデルジェフに対して、私はそう感じていますし。
進む道は決して間違えてはいない。
改めてそう感じた試合でした。
そして、これからも同じ事を言い続けます!



今日の試合は、ある意味エスナイデルジェフにとっては。
岐阜戦以上に“パーフェクト”な試合だったと思います。
“ある意味”ってなんだい。
それを今日は書きます。


これまでも何度もブログやtwitterで書いていますが。
私のは、分析ではなく“応援ブログ”です。


今は出来ていないけれど、これから期待出来るとか。
これが出来る様になってきたとか。
基本的に前向きに、そういう事書いています。


ベースは、エスナイデルジェフのfootball・試合は楽しくて面白いって事と。
勝ち負け以上の何かを、ジェフに感じているって事です。


“勝ち負け以上の何か”。
これは、説明するのがとても難しい話です。
私の中では、超単純で簡単な事なんですが。
それは、またの機会に。



前置きが長くなりましたが。
今日も勝手に振り返ります!





まずは今日もメンバーから。
エスナイデルさん、この試合も少しメンバーいじってきました。



フォーメーションは“4-3-3”。
スタメンでは前節から指宿がベンチ外へ、アランダ・大久保がベンチに。
代わってラリベイ・壱晟がベンチからスタメンに、ベンチ外から船山がスタメンに。


ベンチからは比嘉・勇人・菅嶋が外れ、羽生・サリーナスが久し振りに復帰。
U18の古川大悟君がベンチ入りでした。


指宿は前節岐阜戦で、怪我で交代していたのでその影響と思いますが。
その他は怪我ではないでしょうから、勝った試合の後でも大幅にメンバー変えてきたって事と思います。



試合毎にメンバーが変わる事に対して、否定的な声もありますが。
試合の時点でコンディション含め“一番いいプレーする”選手を選んでいる。
私はそう理解していますし。
それだけ厳しい競争を経て、試合に望む11+7人が決まっているのかなと。


それプラス、相手を見て選手を選んでいるのかなと。
私は思っています。


twitterでも呟きましたが。
私は、監督が選んだ選手を信じて共に戦うのが一番かなと思っています。
チームと選手の事を一番分かっているのは、監督だと思うので。





ここからは、具体的に試合の事を簡単に。




大分とは対戦成績でも分がよく。
相性がいいと、よく言われますが。
今回の対戦に関しては、“戦術等の相性”がよかったと思います。



“3-4-2-1”の大分ですが。
前から積極的にプレッシャーを掛けてはこず。
かと言って、べったり引いて守る訳でもない。


3バックで、ディフェンスラインからボールを動かしてくるけれど。
ボランチが積極的にボールを受け捌く訳でもなく。
中盤から前の選手も、ボールを受けに積極的に動く訳でもなく。


サイドから仕掛けたいんだろうけれど。
サイドを崩すプレーにこだわる訳でもなく。



“ハイプレス・ハイライン”のエスナイデルジェフとしては。
非常に与し易い相手だったと思います。


試合開始から5~10分くらいから。
ジェフが完全に試合を支配する展開に。


大分は、3バックとボランチの1枚でボールを動かそうとしてきますが。
ジェフの“ハイラインの裏”狙いばかりですし。
ボールを動かしていてもジェフのプレッシャーを受け、そこで詰まってしまう事が多く。
結果単純に前に蹴る場面が多く。
ジェフは意図の無いボールを跳ね返し、再び大分を押し込む展開に。



ジェフは乾と北爪の両SBのポジションが高く。
前線からのチェックも機能し。
狭いエリアに大分を押し込め。
前半大分を圧倒出来た。


大きな理由は、ジェフの選手の“出足の良さ”。
これは、フィジカル面でのコンディションと。
公式戦連勝して“ホーム”フクアリに帰って来たという“メンタル面”のコンディション。
この両面があると思います。
大分が特に悪かったとは思いません。
ジェフがよかった、私はそう感じました。
このネタは、後程改めて語ります!



しかし大分を圧倒しているのに。
先制ゴールは33分まで待たなければいけませんでした。


功暉のプラティニ(ユベントス)かレオナウド(鹿島)バリのシュートをGKが弾いた所に詰めた船山のゴールで先制。
この二人のプレーは素晴らしかったですし。
他にもいくつもチャンスがあった。
レフェリーが功暉へのファールを流してくれず、ゴール前どフリーの壱晟がシュートを打てずなんて場面もありましたが。
惜しい所までいっても、なかなか決定機につなげられない。
こんな前半でした。



相手を狭いエリアに押し込んでボールを奪うって事は。
自分達が相手ゴールに向かう時にも、狭いエリアに多くの選手がいるって事です。


“ハイプレス・ハイライン”で相手を押し込めている時の課題は。
もっとアタッカーが、ボールを受けたりスペースを作り突く動きを増やす事。
正にこれと思います。


“惜しい!”って場面は量産出来てきているのに。
“決定機”はまだまだそれ程でもない。
大勝した試合ですが。
この辺の課題は、まだまだ残っている。
それを再度認識した試合でもありました。




先制し、1-0で迎えた後半。
ジェフはここ2試合と同じ様に。
少しスタンスを変えてきます。


プレッシャーを掛けるポジションを若干下げ。
ディフェンスラインも、局面に応じて臨機に上げ下げし。
奪ったボールを、タテに速く仕掛ける戦術にシフトチェンジ。


リードされハーフタイムを挟み。
後ろでボールを動かす事は変わらないものの。
中盤から前の選手が積極的にボールを受けに動く様になり。
前に出てくる様になった大分相手に。
この“シフトチェンジ”がすっぽりハマります。



後半開始早々の48分。
中盤で奪ったボールを素早くゴール前に展開。
そこからサイドに振ったボールを。
左SB乾がゴールラインまで仕掛け、相手を抜き切らない内にクロス。
これを功暉が決めて追加点。
ジェフにとっては、このゴールが大きかったと思います。


しかし乾のクロスは素晴らしかったですね。
乾は、スピードで相手を抜き去るタイプではないのに。
相手を抜き切らないのにクロスを上げられる。
オシムさん親子の頃の水野みたいな、いいクロスを蹴れる。
水野とはタイプが違いますが。
相手を完全に抜いていないのにクロスを上げられる選手は、Jリーグ全体を見てもそんなにはいない。
ここからさらに活躍してくれそうですね!



その後も、前に出てくる大分に対し。
ボールを後ろで動かす3CBとボランチの1枚には、無理矢理チェックにはいかず。
そのボールの出た先に厳しくチェックにいく事。
奪ったボールをタテに素早く展開する事。
これで、ボールは大分が保持しているけれど。
大分は攻め手が無い。
こういう試合を展開出来た。


ここで光ったのが、ラリベイのプレーです。
何度か書いてきましたが。
ラリベイは動きながらボールを受けて、簡単に叩く事が出来る。
ただ、ジェフはここまでそのラリベイを活かす事が出来なかった。


“ハイプレス・ハイライン”で狭いエリアに多くの選手がいる状況でも。
ラリベイはボールを散らせるのですが。
その散らしたボールを、“次のプレー”になかなかつなげられなかった。


大分戦の後半は。
相手が前に出てきているので、敵陣にスペースがある。
そこでラリベイが叩いたボールを。
インサイドハーフの也真人や壱晟、アンカーの熊谷や交代したアランダが。
一手二手ボールを動かし、再びスペースに動くラリベイにパスを出せた。


ラリベイの2ゴール目(ジェフの4点目)なんかは。
正にこんな形でした。


ラリベイは、ものすごいアタッカーだと思っています。
ただ、どんな局面でも勝手に一人でゴール決めてくる“ケンペス”の様なタイプの選手ではない。
動いて起点になりながら、常にスペースを狙って動くタイプのアタッカー。
チームで活かし活かされるタイプの選手。
エスナイデルジェフの戦術の変化とチームの成熟。
これが、ラリベイが躍動した理由と思います。


アランダはそういう事よく分かってるよな、と思いましたし。
也真人や熊谷も、それをプレーに出せる様になってきた。
これは、チームにとってとても大きいと思います。




ここまでよかった事を書いてきましたが。
後半の戦い方には、まだまだ大きな課題が。



後半大分は。
ボランチが1列下がって4バック気味になり。
両WB(SH)がサイド大外に張って。
ジェフの攻撃をケアしつつ、ジェフのディフェンスを左右に動かして。
前に出てこようとしてきました。


ジェフは、枚数=人数が足りているのに。
左右や斜めに動く大分のサイドの選手を捕まえ切れず。
自陣で、簡単にパスを出させてしまい。


さらに、捕まえ切れなかった選手にボールが入ると。
ボールの動きを見てしまう。
それで枚数揃っているのに、相手を一瞬フリーにしてしまい。
簡単にシュートまで持ち込まれてしまう。


大分のゴールは、正にこんな形でした。



ただ、この課題に関しては。
ここ数年、もっと言うとJ2に降格して以降の。
ミラーさん以降の歴代の監督が。
結局解決出来なかった課題です。


常に自分達が攻める事。
奪ったボールを攻撃につなげる事。
そちらに意識が向き過ぎて。
不細工に引いてでも守り切るって、なかなかそういう意識にはなれない事。
これが、大きな要因と思いますが。
J2でのジェフの“立ち位置”等を考えると。
なかなか難しい課題と思います。


大分戦の失点も、岐阜戦の4失点も。
基本的には、相手が素晴らしかった訳ではなく。
ある意味自分達が“自滅”した結果の失点です。
ただ、自分達のミスならば。
改善して減らす事は出来る。
“ハイプレス・ハイライン”という。
端から見ても極端な戦い方をするエスナイデルジェフ。
逆に言えば、今までの常識とかセオリーとか。
クラブの雰囲気とか、そういったものまで含めて。
“一切関係無い”と言い切れるだけの破壊力を。
エスナイデルさんは持っている。
長年苦しむ“悪い癖”さえ。
エスナイデルさんならば、解決してくれるんじゃないか。
私は、そう前向きに解釈しています!





最初の方に振った話を簡単に書いて。
今日は終わりにします。




エスナイデルジェフにとって。
大分戦は、岐阜戦以上に“ある意味パーフェクト”。


この意図は。
多分誰もやった事のない戦術に、今季スタートから取り組んで。
当然誰も経験の無い事だから、当然皆横一列でスタート。
その中で、早々に適応出来る選手とそうではない選手がいて。
適応出来ても新たな課題が出てきて。
それに対応出来る選手にポジション入れ替えて。


これを繰り返してきた事によって。
若手からベテランまで、チーム全体で底上げが出来てきた。


特定の選手がいなくても。
誰がピッチに立っても、戦闘力が上下しないチームになれてきた。


そして、自分達が出来る事は。
相手問わずにほぼ出来る様になってきた。
ただ、自分達が出来ない事は。
相手問わずに出来ない。


何が言いたいのかと言えば。
解決出来た課題は、その試合で選ばれた11+7人は。
ほぼ間違いなく出来る。
まだ解決出来ていない課題は。
誰が出ても、ほぼ変わらない。
要するに、チームの進捗が。
試合にはっきり出るチームになっているって事です。



もう一つは。
メンタル・フィジカルのコンディション。
特にメンタル面が整っていると。
自分達の出来る事を100%ピッチで表現出来るけれど。
どちらか、主にメンタル面ですが。
これが整っていないと、なかなか自分達の思う様な試合が出来ない。


天皇杯ヴェルディ戦は。
一部メンバー入れ替わっていたけれど。
メンタル・フィジカル両面で安定していたので。
前半に先制して、後半守り切って1-0で勝てた。


岐阜戦は、メンタル・フィジカル両面でまだ中途半端で。
6点取っても4点取り返された。


大分戦は、どちらも万全でしかも“ホーム”フクアリでの試合。
大分を圧倒出来たのに失点。
ラリベイのゴールで息の根を止められましたが。
1点返して勢いに乗る相手に、後手に廻ってしまった。



酔っ払ってペロンペロンで書いてきましたが。
要は、エスナイデルジェフは。
その時のチーム全体の状態が、試合にはっきり出るチーム。


メンタル・フィジカル両面でよい状態ならば。
出来る事は100%出来るけれど。
出来ない事は出来ない。


ただ、“ハイプレス・ハイライン”という極端な戦術で戦ってきましたが。
実は、選手は皆それを取得出来てきている。


“ハイライン”の裏を狙われて簡単に失点。
そんな場面は、最近見ていません。


一歩づつですが。
出来る事が増えている。
私はそう感じていますし。
今出来ない事も。
順次出来る様になるのではないか。
そう考えています。


コンディションがよければ、自分達の出来る事は100%出来る。
それで相手を圧倒して、勝つ事が出来る。
そんな試合でも、自分達が出来ない事は出来ない。
そういう意味で大分戦は。
今のエスナイデルジェフにとっては“パーフェクトな試合”だと感じました。


もちろんいい意味で言っています。





三日掛けて、ペロンペロンで書いて。
何が言いたいのか、自分でもよく分からなくなってしまいました。



戦い方を微調整して。
出来る事出来ない事はっきりしているけれど。
連勝出来て、チームが高まっている。


アンカー起用でボロカスにやられていた熊谷も。
勇人のプレーに触発されて、大きく成長している。
アランダも、インサイドハーフで起用されて。
プレーの幅が拡がっていると思う。


同じく酷評されていたラリベイも。
チームで活かし活かされる事が出来る様になってきた。
ラリベイと代わって、U18の古川大悟君が出てくるあたりも。
エスナイデルさんの“色”を感じます。


なによりもチーム全体がよくなってきて。
選手が変わっても、チームが変わらなくなってきた。


短期間で、ここまでチームを仕込む事が出来ているエスナイデルさんと。
支えるコーチ陣を。
私は大いに評価していますし。
今後に大いに期待しています。



今日はペロンペロンなので。
次節讃岐戦のプレビューで。
改めて語りたいと思います!


ここ数日、なんか疲れてしまって。
酒に負けている感覚です。


酒に負けるか!
いやそれがダメなのか。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



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今日の一言「次はちゃんと書きます!(予定)」