宇宙は、人を変えるのか?
僕が宇宙に行った理由
日本の民間人として初めて宇宙旅行を成し遂げた実業家の前澤友作に密着したドキュメンタリー映画です。
少年時代にハレー彗星を見たことで宇宙に興味を抱くようになり、「どうしても、宇宙に行きたかった」と語る前澤。
2015年、民間人が宇宙へ行くことができると知った彼は、人知れず宇宙旅行に向けてプロジェクトを始動させます。
前澤の宇宙旅行に同行した平野陽三が監督を務め、ロシア・カザフスタンでの数カ月にわたる過酷な訓練生活や、2021年のロケット「ソユーズ」打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)での12日間の滞在、そして地球への帰還後まで密着。
2024年1本目の映画館での鑑賞はこの作品となりましたー!
前澤さんが宇宙へ行くって話題になったと思いますが、実際に行った時のニュースって全く記憶にないんですよね。
いつ行ったのかも覚えていないくらい。
民間人が宇宙旅行へ本当に行ける時代になったんだってことがとても大きなこと。
もちろん莫大な金額なので庶民には手の届かないことなのですが、それでもいつか多くの人が行けるようになるのかもしれないその第一歩と考えたら凄いことですね。
民間人が宇宙へ行くのにどんな準備が必要なのか、すっごく興味があったので鑑賞を楽しみにしていました。
実際に見てみると、宇宙飛行士が行う訓練と全く同じ内容でびっくり。
ここまでフィジカル的にも知識的にもストイックにやらないといけないんだと。
それだけ宇宙はやはり過酷なんですね。
映し出される映像はもう貴重なものばかりで、それを見るだけでも価値があるなと。
ロケット打ち上げの迫力はもちろん、ISSの中とかそこから見える地球とか「うぉ~!」って心の中で興奮したなぁ。
やっぱり宇宙にはロマンがありますね。
前澤さんは有名が故に芸能人のような取り上げられ方していますが、こうして「自分がやりたいことをやる」というシンプルなことを実践できるのは凄いと思います。
どんな小さいことでも「行動する」ことが大切だし、それが難しかったりするし。
前澤さんが作った道に次は誰が続くのか楽しみです。
※2024.1月 MOVIXさいたま