パティスリープラネッツ江古田店でショコラテリーヌとミエルのグラス | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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江古田に立ち寄った。
パティスリープラネッツというフランス菓子の名店が大泉学園にあるが、駅からかなり離れているので敬遠して訪れないでいた。



新宿高島屋のパティシェリアにオーボンヴュータン等の名店と並んでプラネッツのお菓子が置いてあったので、何回か味わってその美味しさは知ってはいたが…



プラネッツのオーナーの山本光二氏はお菓子のワールドカップであるクープデュモンドに日本代表として参加し、ショコラの個人の部門で世界第2位になった強者である。



そんなパティスリープラネッツが5年程前に江古田に支店を出していたのである。



そのことを知り、いてもたってもいられなくなってプラネッツ江古田店を訪れたのだ。

ショーケースの中には魅力的なケーキが沢山並んでいた。

ケーキは隣のジェラテリアの喫茶スペースで食べられるという。



日本のヴァンドゥーズつまりケーキ販売士の草分けでもあるマダム山本とお話をして食べるものを決めた。

まずは、ショコラのテリーヌである。

ねっとりとしたそのテリーヌは、決してガトーショコラではなく、ショコラそのものに近いのだ。

流石にショコラの魔術師の手による物である。



ジェラートは地元江古田の養蜂場の百花蜜を使ったミエルのジェラートにした。

これが香り高くナチュラルな甘さで美味しかったのだ。

おまけしてくれたフランボワーズのジェラートも良かった。



最後は1つしか残っていなかったプディングである。



クレームの下にはソース・キャラメル・サレが忍ばせてある。

卵の香り高いプディングでこれもかなり美味しかった。



それらをいただきながらコーヒーを啜ったのだ。



家には、



焼き菓子の詰め合わせをお土産にした。



スペシャリテであるカステラのような食感のアンブロワジーや、



ホロホロと崩れていくクッキー、



中にフランボワーズのコンフィチュールが入っているガトーバスクのようなものを食べた。



圧巻だったのは、やはりナッツやドライフルーツを詰めたショコラだった。



香り高くビターなショコラとの相性も抜群である。

プラネッツを訪れたら今後このショコラは買い続けていくと思う。