バーディリーダリーでクラフトビールとキューバラムとカレーを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

新宿バーディリーダリーを再訪した。


その日は、前回いらっしゃらなかった別のバーテンダーが対応してくれた。



喉が渇いていたので、最初はクラフトビールをいただいた。

愛媛県の醸造時のもので柑橘系の香りが心地良いビールだった。



2杯目は、キューバのラムが飲みたくなった。

サンチェゴデクーバなど色々瓶を出してもらったが、




バーテンダーのお薦めを聞いて、昔の瓶のムラータをグラスに注いでもらった。

これはやるせない甘い香りが立ち昇る素晴らしいキューバラムだった。



こんな美味しいラムをいただいていたら、ふと東中野にあったラムと一緒に美味しいカレーを出してくれていたカレー名人の店梵悟を思い出してしまった。

というのもこの店にもカレーがあったのだ。

それも目の前のバーテンダーがカレー作りにはまり手作りしているという。

これから食事に行こうと思っていたにもかかわらず、そのカレーを思わず注文してしまった。
そのカレーは香辛料を何種類も使ってよくできていた。
ただし、リクエストに応えてバターチキンカレーにしたようで本来本人が作りたかったであろうスパイスカレーの主張がそのカレーに見え隠れしていた。
したがって、バターチキンカレーでありながらナンプラーやニョクマムを少し振りかけるとより美味しくなりそうな味わいだったのだ。



最後は、ボトラーズウィスキー、ザ・ネクター・オブ・ザ・ディリー・ドラムのスペイサイド・クライゲラキ13年である。

甘い林檎やトースト香の後にオイルヒーティング製法によるわずかな硫黄香も感じられた。

古い製法による美味しいシングルモルトウィスキーだった。



また来よう。