秩父焼肉ホルモン一番館のカシラと豚味噌漬け | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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せっかく秩父に来たのなら、秩父ホルモンを食べて帰らねばなるまい。
高坂ホルモンに開店して30分程経った頃に行ってみたら、その日は予約で一杯だと高飛車的にけんもほろろにそういう言葉を浴びせられた。
仕方ないので、もっといいところを探してやれと思って一番館に電話したら、ここもお客で一杯そうだったが、優しく対応してくれ何とか一席を確保してくれた。
高坂ホルモンから15分程歩いて一番館に着いた。



秩父は昔からセメント工業に従事する男衆の胃袋を満たすべく




豚ホルモンを食べさせる店が多く存在するようになったという。



店の奥の2人用のテーブル席にお店の方が丁寧に案内してくれた。

ホルモンはガスではなく、炭火で焼くようになっているのが嬉しい。

私はガスで焼く焼き肉屋は好きではない。



メニューを見るとホルモンはだいたい一皿400円台から600円台程で安い。



私は、レバー、カシラ、豚味噌漬けの3皿とご飯中を注文した。

ホルモン類はいずれも実に新鮮である。



カシラは旨みがあるし、



秩父名物豚味噌漬けは風味が良くて軟らかい。



豚レバーは東京では臭みが目立ったりしてあまり感心しないものが多いが、ここのレバーは鮮度に自信があるのだろう。

フレッシュで実に美味しい。



それぞれを網に載せ、焼き加減に気を遣いながらどんどん焼く。



程よく焼きあがった熱々の肉を、



特製ダレにつけ、



ご飯にワンバウンドさせて食べたり、ご飯の上に載せ焼肉ホルモン丼にして喰らう。



実に美味しいではないか。



壁に一番館の客に対しての想いが書かれていた。

立派である。

確かにお店は老若男女で賑わい皆美味しそうに焼肉ホルモンを食べている。

そこには繁盛しているからといって店の傲慢さは微塵も感じられない。

こういう美味しいお店はいい。