新宿タカノフルーツティアラでフルーツ三昧 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

本当は、期間限定のため11月中に提供が終わってしまうコミスのプレートデザートを食べ納めしようと思っていたのである。
しかし、たまたま高野フルーツパーラーの方は満席で15分以上待たなければいけないと言われた。
それならばティアラの方はすぐに入れますかと尋ねたら入れるという。
それもフルーツ食べ放題の中にコミスがエントリーされていると来たもんだ。
では、お願いしますと思わず私は言ってしまった。


フルーツ食べ放題は一皿に3種類希望のフルーツを申告することができ、それを食べ終えたらまた並んでもう一皿頼めるというシステムだった。
アフタヌーンティーのティースタンドや飲み物が来る前に早速フルーツの盛り合わせを取りに行った。
フルーツはカットされているものが並べられているのではなく、2人のカット職人が注文を受けてからフルーツをカットし皿の上に並べてくれる。
私はまずマスクメロンと洋梨コミスと岡山県産の紫苑葡萄をお願いした。
カッティングも素晴らしいがフルーツのレベルがかなり高い。


そうこうしているうちに皿に載せられたサンドイッチやデザートがティースタンドとともに届けられた。


1番下の段には食事系の品が中心に皿に並べられていた。
ラインナップは、サンドイッチ、サラダ、生ハムとモッツァレラと苺のカプレーゼ、苺のマリトッツォである。


2段目の皿には、シナモンで煮込まれた林檎、マンゴーを凍らせたもの、パイナップルのソテー、和梨と甘くないライチシロップが鎮座していた。


最上段には、クレームとマスクメロン、柑橘類のジュレ、マンゴーのケーキ、クレームブリュレ、甘いとちおとめがカットされたものとパイでできたティアラが美しく並べられていた。
これを全て食べ終える頃にはお腹が一杯になっていたのである。


それでもフルーツは再びいただく。


マスクメロン、


西洋梨コミス、


次郎柿、新潟のおけさ柿、富有柿の食べ比べ、


岡山県産の紫苑葡萄、


2皿目は柿の食べ比べにした。
富有柿は歯応えがあり、次郎柿は軟らかく甘い、おけさ柿も甘いが洗練されていて華やかさを感じさせる甘さだ。


熊本の赤肉メロン、静岡のマスクメロン、コミスをまたいただく。


最後は、和梨、青森の林檎、西瓜を選択した。
どれもこれも甘くて美味しい。
フルーツを自分で綺麗に剥いて食べるのは難しいが、プロは手早く美しくカットして美味しい状態で客に提供してくれる。


飲み物もアイスコーヒーとアイスティーをいただいたが、最後はホットコーヒーを飲んでまったりする。


タカノフルーツティアラでは、2時間滞在でき、飲み物とフルーツはお代わり自由である。
私が頼んだ4皿で5500円という元は取れたのではないだろうか。
元が取れたなどというみみっちいことは言わずともその美味しさは感動的ですらあった。
ペニンシュラやシャングリラやマンダリンオリエンタル等のどのアフタヌーンティーと比べても、カリテプリ、魅力度ともに間違いなく私にとってここが最高だと感じられたのだ。