銀座トリコロール本店のエクレアとトアルコトラジャコーヒー | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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昭和11年創業の老舗喫茶店銀座トリコロールを訪れてみた。


何と入口が回転扉である。
一度中に入ってしまったら、なかなか気軽に外へは出られまい。
赤いテントが薄汚れているところがやや気になった。


店内はほぼ満席で私が入店してからは完全に満席となり、3組以上が入れずに帰っていった。
私はトアルコトラジャコーヒーとエクレアを注文した。


コーヒーは今時カップに注いでくれる。
隣のソファー席の客はカフェオレを頼んでいたが、高いところからコーヒーとミルクを同時に店の方が注いでいた。
アイスカフェオレならまだしも温かいカフェオレは熱いコーヒーなどが飛び散らないかと心配になった。


エクレアはシンプルにカスタードクリームが挟まれているものとショコラのエクレアと2種類皿に盛られていた。
エクレール・ショコラは別添えでナッツを砕いたものがついていてお好みで上からかけて食べる。
シューはその日に焼き上げたものを使い、客の注文を受けてからクレームをシューに入れているようだ。
クレームは滑らかで美味しい。
店のこだわりがよく感じられた。


トアルコトラジャコーヒーは、普通だろうか。
昔からある喫茶店のように豆のフレッシュ感は感じられず、焙煎した後の保管が関係するのかどうかはわからないが酸味が気になった。


それでも店内は、クラシックで雰囲気がいい。


パリの老舗カフェのようなこの雰囲気を味わいにまた来てしまうと思う。
今度はアイスカフェオレを頼もう。