高田馬場湘遇の湖南料理 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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高田馬場にある湖南料理店湘遇を夜に再訪した。


湖南料理は中国八大料理のうちの一つで、四川料理の麻辣に対して、湖南料理は酸辛と中華で最も辛いと言われている。


お通しは湯葉と胡瓜の辛い和え物だったが、これが結構辛くて旨い。


こういうのを食べると生ビールが進んでしまう。


次に、牛肉の湖南風炒めが届けられた。
ピーマンや葱に見えるものに混じって小さな青唐辛子が入っていて、それにあたると物凄く辛い。
肉は軟らかく味もいいし旨辛い。


その後は、前回も食べた骨なし豚足の湖南風炒めができあがった。
病みつきになるような辛さを伴った美味さである。


この料理があると思わず白米と合わせたくなる。
美味しいが、いつもと比べると辛く沢山食べられない。
比較的広い店内はほぼ満席で私の席以外は私の滞在の時間帯全て中国の方だった。


締めは、自家製ラーロウ炒飯にした。
ラーロウは豚肉の塩漬けを燻製にしたものらしい。
これが抜群に美味しかった。


杏仁豆腐や


黄金饅頭を頼んだ。
黄金饅頭は、想像と異なり、ミニ型の焼き立てのパンに練乳をつけて食べるものだった。



これも何の変哲もない地方家庭料理のうちの一つだろう。
湖南料理は、辛くで癖になる美味しさだったのである。
次はかなりのテーブルで頼んでいた鶏肉の煮込み鍋を食べたいと思う。