山東の水餃子 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。


昔は関帝廟通りでスナックみたいな作りのところで営業していた知る人ぞ知る店だった水餃子専門店山東は、今や中華街大通り近くに2店舗を構える有名店となった。
久しぶりに山東別館の方に行ってみた。
別館では明るく愛想の良い女性店長がテキパキと仕事をこなしていた。


私は台湾高山黄金烏龍茶をまずお願いした。
この上質な烏龍茶は美味しい。
3分程置き、丸まっていた茶葉が開いたら飲み頃である。


程なくして水餃子ができあがった。


皮は少し厚めで素朴な味わいがいい。
皮がやや薄めで、具に大蒜が効き、肉汁がほとばしるタイプの水餃子が好きな私にとっては、若干物足りないところもあるが、実直で家庭的なこの水餃子は飽きが来ず旨い。


中国人の恋人や奥さんや母親が心を込めて作ってくれそうなこの店の水餃子は確かに少し時が経つとまた食べたくなるのである。