レストラン シャンデフルールでのムニュ・デギュスタシオン | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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秩父2日目の昼は影森にあるレストラン シャンデフルールにフランス料理を食べに行った。


このレストランは、古民家を改装して作られていた。


元はお医者さんが所有していたらしい。


暖簾をくぐり、


店内に入り、奥のテーブル席に案内された。


ワインの在庫には魅力的なワインかなかったので、ヴァンムスーをお願いした。


そして、料理が届く。
料理は普通のデジュネではなく、ムニュ・デギュスタシオン、シェフのお任せをお願いしておいたので、何が出されるかはわからない。
まずは、冷たい前菜の盛り合わせである。
ソーモン・フュメは上質で美味しかったが、上にかかっていたタプナードソースとの相性が個人的には良くなかったと思う。


次に出された魚のフリットやプティピッツアなど温かい前菜も美味しかった。


グリンピースの爽やかなヴルーテスープもまさに滑らかで素晴らしかった。


メインの肉料理は、マンガリッツァ豚のローストと秩父牛頰肉の赤ワイン煮込みだった。
マンガリッツァは脂身がすこぶる美味しく、秩父牛の赤ワイン煮込みは、芳醇な赤ワインの香りの中、口の中でとろける程軟らかかったのである。
これはシェフの力量が堪能できる美味しさだった。


デセールは、蕎麦粉のブランマンジェと抹茶のソルベだった。
アングレーズソースが素晴らしい。
どちらとも美味しかったが、普通のアーモンドをたっぷりと使ったブランマンジェとグラス・ヴァニーユが食べて見たかった。


デセールの後は、フレンチコーヒーをいただいた。



概して美味しいフランス料理だった。
西武鉄道の52席の至福で監修を依頼されるシェフのレベルは高かったのである。