さつま揚げと仙巌園と桜島 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

揚立屋で揚げたての変わり種さつま揚げを食べたが、鹿児島で伝統的な昔ながらの味わいを今も残す店として目をつけていたお店が二軒あった。
一軒は漁師町串木野で作っている勘場蒲鉾店である。


鹿児島中央駅に販売店があったので、特上つけあげの盛り合わせを購入した。


もう一軒はザビエル公園や西郷隆盛像の近くにある徳永屋本店である。


徳永屋本店では対面式で好きなさつま揚げを一枚ずつ選ぶことができる。


お店の名物の島津揚げや超特上揚げを何枚か選び、


東京に帰ってから食べ比べてみた。
棒天は勘場蒲鉾店の方が私の好みだったが、シンプルなフワッとしたつけ揚げは徳永屋本店の方がわずかに美味しく感じた。
特に超特上というレベルのものはエソとかグチとか蒲鉾に使うのに最適の魚のすり身だけで作っているので、東京で食べるようなさつま揚げとは全くの別物だった。


そして、さつま揚げを買った後は、島津家の大名庭園に行き、


花や


庭園を愛で、


島津家のいにしえの


建物や



NHKのドラマせごどんに出てきた石段などを巡った後、


庭園内の絶景スポットから桜島を


眺め、暫し時を忘れいにしえに想いを馳せるのだった。