甘海老丼と雲丹ソフト | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

車は海岸沿いを走る。
石狩市を超え、増毛に着いた。
増毛と言えば甘海老とこの時期は雲丹だろう。
寿司のまつくらに入り、甘海老丼と名物雲丹ソフトを食べようとした。
甘海老丼はあったが、雲丹ソフトの表示はない。
仕方ないので甘海老丼と巨大海老天丼を注文した。
甘海老丼は甘海老がプリプリでトロッとしていて甘い。

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巨大海老天丼は本当に巨大な海老天が3本も載せられていて食べ応え充分だった。、

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味噌汁は甘海老の頭で出汁をとっていた。
会計を済ませる前に雲丹ソフトはいつからなんですかと大将に聞いたら、数日前から礼文のいい雲丹が入り始めたので始めたという。
何かの手違いで雲丹ソフト始めましたの張り紙がされてなかったらしい。
それならばと雲丹ソフトを追加してもらった。

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雲丹ソフトは別にソフトクリームに雲丹が載っているのではなく、コーン状にした海苔の下の方に本当に少量のご飯を入れ、後はこれでもかと雲丹を詰めたものである。
この雲丹ソフトをかぶりついてみた。

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雲丹が物凄く濃厚で甘い。
雲丹の風味、アフターがいつまでも残る。
食べ終わって、軽く30分は口の中に雲丹の風味が消えず残ったのである。
こんなにも風味が強く美味しい雲丹は初めてであった。
まさに礼文の雲丹が一番美味しい旬の時期である。
この時期の礼文の雲丹を食べることができて私は幸せだったのである。