狸小路 一徹の醤油ラーメン | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

狸小路を歩いていた。
昔狸小路に幻のラーメン店富公があった。
札幌味噌ラーメンは糸末と味の三平が原点だと思うが、その味の三平の創始者に鍛えられた富公のおやじ亡き後、常連客だった今の一徹の店主が富公の味を引き継いだという。
狸小路を歩いていて、最初は糸末にするかと思って糸末の前まで来たら店が開いていなかった。

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同じように糸末の店の前で年配の女性が茫然と佇んでいた。
二人で顔を見合わせ、言葉を交わしてみるとその方は糸末の店主の姉妹らしい。
会話の中で富公の話になり、富公の醤油ラーメンは飛び切り美味しかったという。
それならばと一徹に入り醤油ラーメンを味わうことにした。

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一徹の醤油ラーメンは大蒜が効いていて、しょっぱくはないがコクがありまろやかだった。

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確かに旭川醤油ラーメンとは一線を画し、醤油ラーメンなのに、味噌ラーメンのような旨みを感じさせるものだった。
この一徹の醤油ラーメン。
また食べたいと思ったのである。