鏡花の極醤油ラーメン | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

立川で昔からラーメン店の雄と言えば鏡花だろう。



店内は独特の雰囲気で黒っぽくモダンな昭和を感じさせる。

色々なこだわりのラーメンがあったがせっかくなので、醤油ラーメンの極をいただいてみることにした。

その前に気になる単品料理がある。

牛スジの煮込みである。

ヱビス生ビールと一緒に思わず頼んでしまった。



牛スジの煮込みは白髪葱がたくさん載せられていた。



肉は程々に軟らかく濃いめの味つけで予想通りに美味しい。

ビールに合うではないか。

そうこうしているうちに極醤油ラーメンが届けられた。



スープは濃すぎることなく丁寧に作られていて悪くない。

麺は水分を多く含ませもちもちとした湯河原の飯田商店のようなタイプのものであった。

チャーシューは大きく立派な体躯を感じさせる上質なものだった。

なぜか優しい大人しい感じのするラーメンで、丁寧でよくできているし美味しいのだが、インパクトはあまり感じなかった。

自分の大好きなタイプのラーメンではないのは間違いない。

あのもっちりとしたタイプの麺が水沢うどんのようで醤油ラーメンには合わない気がするのかもしれない。

しかし、好きな方にはたまらないラーメンなのではないだろうか。

いずれにしてもラーメン店としてはレベルは高いと思う。