リエーブルのこだわり | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

三年ぶりくらいだろうか。
久しぶりに東中野のリエーブルを訪れた。
再会を喜び合ったあと、笑顔で植木さんは美味しい料理とお酒を出してくれる。

最初はシャンパーニュと


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


ジャンポール・メッテのクレーム・ド・カシスのリキュールが入ったグラスが置かれる。


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マニアックな生ハムや田舎サラミが目の前に置かれたと思ったら、


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フランス茸のソテーが続々と出て、

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すかさず一緒にバロ・コルタードの凄いのを出してくれたりする。


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そうこうしているうちにフェザンとニョッキが出てきては、


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傍らに上等な赤ワインがそっと置かれる。


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最後は、グリーズすなわち雷鳥のローストとインカのめざめの低温コンフィにしたものの上にバスク豚のソテーが皿に盛られている。

雷鳥は味わい深くフレッシュだし、バスク豚は豚の旨みが充分に感じられるようにほぼ塩と胡椒だけで味つけをしていてしみじみと美味しかった。


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真ん中には同じく低温コンフィされた下仁田葱が九州の生醤油でマリネされ漬けこまれたものが置かれている。。
それに合わせて出されたお酒がギィ・シャルルマーニュのマール・ド・シャンパーニュであった。


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独特の酸味と風味のあるマール・ド・シャンパーニュに料理がよく合っていた。


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たらふく国分寺のたなばたやでワインを飲んできた後なのに、気がついたら懐かしくてリエーブルでもたくさん食べて飲んでいた。

カウンター横を見るとフランスから直接仕入れてきたというジャン・ポール・メッテのオード・ヴィやリキュールが何十種類もある。


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私の大好きなフロックもラキのものも含め何種類も取り揃えてあった。


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リエーブルはよりマニアックに進化して喜ばしいお店になっていたのであった。

黙って私の好きそうなマニアックな料理やお酒を出してくれることが久しぶりの私の再訪への無言の歓待であることがひしひしと伝わってきて嬉しかったのである。