龜末広の京のよすが | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

京菓子の名店龜末広の京のよすがである。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
別名その形態から「四畳半」とも呼ばれる半生菓子は夏の色合いも取り入れて美しい。


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全て干菓子に見えるがほとんど硬くない。
スーッと歯が入っていく軟らかさである。


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和三盆を使った品のよい甘さが心地よい。
うちわや大文字がかわいらしく何か奥ゆかしいものを感じる。


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そして、もう一つ鍵屋善房の菊の和三盆糖である。
これも上品な味わいでスーッと口の中で消えていく。
落雁の小麦の入った甘みとは全く別物である。
これを見ていると鍵善の葛切りを入れている器を思い出すのであった。