500円のマルゲリータが美味しいビストロ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

店が閉まっている土日の週末の遅い時間に人形町でピッツアが食べたくなった。
ピッツア・ダ・バッボに出向いたらその日に限って特別に早じまいしていた。
途方に暮れながら他の店を物色したが、頭の中ではすでにピッツアを食べるモードになってしまっていた。

人形町交差点をメインストリートに向かって歩いていたら、面白いお店を見つけた。
ピッツアを食べられるビストロ、ジュンジーノである。
シェフはフレンチの方のようだが、美味しそうなピッツアもメニューにある。
まずは、ヴァン・ムスーを頼む。


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白ワインも


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赤ワインも非常識な注ぎ方が嬉しい。

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アミューズのビンチョスがかわいい。


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そして、料理も…
まずは、アルデンヌの生ハムである。


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少し厚切りだがかえって素朴な感じが増して美味しく感じる。
次は、地鶏の白レバームースである。
ブリオッシュではなかったが、レーズンの入ったパンの上にレバームスーが絞られ載せてある。


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味わい深くかなり美味しい。
さすがフレンチシェフ…という感じであった。
そして、リ・ド・ヴォーのプロシェット…串揚げであった。


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子牛の胸せん肉は軟らかく口の中でとろけるようだ。
最後に、ピッツアのおでましである。
マルゲリータはトマトソースとモッツァレラのバランスがいい。


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マリナーラもとにかくトマトソースがフレッシュで美味しいのだ。


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やはり少しフレンチくさいトマトソースなのだが、コクも香りもあっていい感じである。
ピッツア自体それほど大きくはないが充分な大きさである。
生地もなかなか美味しく、500円のピッツアとしてはこの上なく素晴らしい。
グラッパやマディラ酒なども安く何種類も置いてあるし、ここはなかなかの穴場なのではないだろうか。