レトロな空間桃乳舎のカツハヤシ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

水天宮前から茅場町方面に向かう途中にすこぶるレトロな建物が目に留まる。



ジャン=ピエールの霧の中の原風景
その建物は洋食店桃乳舎であった。
ミルクホールが前身であったようで、乳はその名残りであろう。


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店内に入ると比較的天井は高く、レトロな椅子が愛らしい。
メニューを見ると480円からでどの料理の価格も安い。
私はここで日替わりランチとカツハヤシを食べた。
ある日のランチは鶏の唐揚げとメンチカツであった。


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両方とも揚げたてであった。
唐揚げなどはやや甘めの懐かしいあじわいである。


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メンチカツも丁寧に作られていて噛み締めると肉汁が溢れてくる。

一緒につけ合わせになって盛られているスパゲティナポリタンが何故か懐かしい。
カツハヤシは盛り加減が立派であった。


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気合いを入れないと一人で完食できない量であろう。
カツの揚げ方やルーのコクや香り・味わいともに何の文句もつけようがない。


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立派な洋食店のハヤシライスであった。


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このお店は建築物としての価値だけではなく、その雰囲気が醸す味わいを十二分に楽しめるお店だと思う。