ベリーの芸術的なパフェ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

ベリー池袋店を訪れた。
ベリーは青山に本店があるが、芸術的なパルフェを食べさせてくれるお店である。

話に聞くとアパレルのコムサデモードが経営しているお店らしい。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


ある日の昼下がりには、期間限定のアメリカンチェリーとマンゴーのパルフェを食べる。
大きめのワイングラスの上に溢れんばかりのアメリカンチェリーとマンゴーが載っている。


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メキシコ産の特別なマンゴーはとろけるように甘く、アメリカンチェリーは独特の甘酸っぱさが心地よい。
フルーツを食べ尽くすとワイングラスいっぱいに自家製のグラス・ヴァニーユがたっぷりと詰められていた。


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ブルボン・バニラらしきバニラ・ビーンズがたくさん入っている。
コクがあって香り高いバニラ・アイスクリームであった。


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その底の方にはこれまた自家製のアーモンドの薄切りを層にしたようなフィエテが隠れていた。
これも香ばしくて美味しい。
一人では少し入りにくい雰囲気であることと、パルフェ一つ1600円前後という高価格が人をしり込みさせる原因になっているだろうが、一度食べてみると何故か決して高くないと感じてしまう。


たまらず数日後再訪してしまう。

その日に頼んだのは一番心を惹かれたマンゴーブーケのパルフェである。

でてきたパルフェを見て息を飲む。


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食べるのがためらわれるほどの美しいフォルムであった。


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勇気をふりしぼって食べてみるとマンゴーはとろけるようで甘い。

マンゴーブーケの下のアイスクリームはキャラメル味のものであった。

その中にもマンゴーを惜しげもなく入れている。


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形だけではなく味わいも素晴らしい。

まさに貴婦人のような贅沢なパルフェであった。


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本物の芸術的なパルフェを味わいたい方は黙って食すべし。