京都大原野の若竹煮 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

京都うをすえに今まさにこの時期が旬の筍を食べに行った。
筍はGW前後頃が旬だと思っていたが、筍の程よい大きさで美味しい時期は短く、今は大原野で採れたものがいいらしく、筍のこの後の旬は、物集女(もづめ)産→長岡産となっていくらしい。
さて、カウンターに座り、お待ちかねの筍の若竹土佐煮をいただく。


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筍をかじると独特の凛とした香りが鼻に抜けていく。
しゃきしゃきとして程よい軟かさで、変な苦みなど全くない。
他の地域で食べる筍とは確かに一線を画している。
一緒に添えられていたワカメも上物で素晴らしかった。
伺ったのが昼であったので物集女産の筍会席料理は食べられなかったが、旬の筍の美味しさは充分に堪能できた。
そして驚きのうをすえ二段弁当をいただく。


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毎回いただくたびに信じられれない気持ちになるが、この質、ボリュームで1050円なのである。


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お造り、煮物、焼き物、だし巻き玉子等、いずれも手抜きはなく、味が完璧で全て目の前で作ってくれるできたてである。


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おまけにご飯の美味しさは比類がなく、正に銀しゃりであった。
おまけのおまけに絶品の京の茶碗蒸しまでついてしまうのだ。


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京料理店でこれ以上カリテプリが高いお店を私は知らない。