イタリア料理業界では泣く子も黙る日本最高のチーズの造り手の筆頭、吉田牧場のラクレットチーズを使って、まずはラクレットを作った。
ジャガイモを茹でて軽く焼きながら焦がしこそげ落としたラクレットチーズをまぶしラクレットを作る。
ハイジになったつもりでハフハフととろけたラクレットチーズに包まれたジャガイモを食べる。
ラクレットチーズの香りが物凄い。
まさに本物であろう。
ワインはスイスのデザレが飲みたくなった。
次に京都産鴨の切り落とし肉を甘辛く煮込んだ鴨のスジ煮込みで丼を作ってみた。
この鴨のスジ煮込みの原材料が凄い。
原材料は、京都産鴨肉、醤油、砂糖、みりん、酒、麹、青唐辛子、ピーマン、昆布、鰹節、椎茸だけである。
保存料はおろか化学調味料など一切入っていない。
滋賀県長浜市にある一湖房が作ったこの煮込みは隠し味に青唐辛子で作った特製味噌が使われている。
鴨肉の旨みとともにそのタレが絡んだご飯をかみしめるとたまらない美味しさに胸がいっぱいになる。