腸詰屋のヴァイス・ヴルスト | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

小町通りの腸詰屋は休みだったが、若宮大路店は営業していた。
買いにきたのは、白ソーセージである。
プレーンな白ソーセージはヴァイス・ヴルストとヴラート・ヴルストとがあった。
中はほとんど同じらしいが、皮の部分がヴラート・ヴルストの方が厚く、グリエ用に向いているとのことだったので、ヴラート・ヴルストの方を購入した。
もう一つ、ドイツ人にはポピュラーな生ソーセージ、ニュルンベルク・ヴルストも買ってみた。
これは小ぶりだが見るからに美味しそうだし、ボイルにもグリエにも対応できるようである。
家に帰り、当然グリエにしてソーセージを食べてみた。


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白ソーセージはまさにドイツの味わいで、かじると肉汁がほとばしりでる。
プレーンでも独特のキャラウェイシードのような香りがほのかに口の中に広がっていく。


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確かに皮は少し厚めでかじった時の「パリッ」、肉汁「ジュワー」という感じが何とも心地よい。
もう一つのニュルンベルク・ヴルストは中にハーブ等が入っているがかえって食べやすい味わいだった。
形は小ぶりで皮は心持ち薄めだが、これもパリッといただける。
本格的な味わいでこれもかなり美味しかった。


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よく調べたら美味しいはずで日本国内で作った異国のメーカー腸詰屋のハム・ソーセージはドイツ唯一の権威あるハム・ソーセージのコンテスト、DLG Contest 2006で、金メダル等出品した全ての11部門で受賞したらしい。
それも本店は私にゆかりの多い地、群馬県太田市内であった。
本店には工場があり、レストランが併設されているようなので今度太田に行ったらぜひ訪れてみたい。