豚ロースの赤ワイン煮とパルフェ・ロッソ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

鎌倉小町通りにあるバールの名店、ドルチェ・ファールニエンテを久しぶりに訪れた。


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その日の目的は豚ロースの赤ワイン煮であった。このメニューは午後5時から提供されるためわざわざその時間に合わせて鎌倉駅に向かったが、駅に着いたら鎌倉はどしゃ降りだった。

傘を買ってあるお店までてくてく歩いたあと、ドルチェ・ファールニエンテへの二階の階段を上る。


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席に着いたのはちょうど午後5時であった。

この時間ならランチメニューも5時からメニューも両方とも頼むことができる。

私が頼んだのはトマトとココナッツで煮込んだチキンカレー、イタリア語ではmaiale al vino rossoと書いてある豚ロースの赤ワイン煮を注文した。

こうなるとワインも少し飲みたくなる。

グラスの赤ワインは、シチリアのネロダヴォ―ロ種100%のブランチフォルティ・ロッソにした。


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赤いフルーツの香りが心地よく、コクもあってしっかりとしたボディの赤ワインである。


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豚ロースの赤ワイン煮は肉が軟らかくてトロトロ、プルプルであった。


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ソースは赤ワインと生クリームと粒マスタードをベースにして作っている。


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滑らかでコクのあるソースはとろける豚ロース肉とすこぶる相性がよかった。


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自家製チキンカレーは、これまたトマトとココナッツミルクで作ったルーがまろやかで味わい深く美味しい。


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サラダに入っていたルッコラは上物で香りがよかった。


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食後はやはりドルチェを頼んでしまった。

それも考えれば考えるほどパルフェ・ロッソが美味しそうである。


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パルフェはミルクと苺のジェラート、フランボワーズのソルベに生クリームとソース・アングレーズがかけられ、たくさんの苺が器に散りばめられていた。


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イタリアの料理や街並みが載っている写真集や雑誌を眺めながらカッフェを楽しむ。

最初はカプチーノのクレマを楽しみ、


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次はマロッキーノのチョコラータの香りを愛でる。


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ここはやはり素敵なお店であった。