ドンナでランチを久しぶりに食べた。
ドンナランチでの飲み物はドイツビールのアンデックスと決めている。
だが、何を食べるべきか迷ってしまった。
候補は、月見親子丼、豚玉丼、豚玉カレー、ラム玉丼、ラム玉カレー、チーズオムレツ丼、本鮪漬け丼である。
悩んだ末、ご飯は少なめにして本鮪漬け丼とラム玉カレーの両方を頼むことにした。
まずは、本鮪漬け丼が届く。
本鮪漬け丼なのに、充分過ぎる量の本鮪漬けの他に、甘海老と生ホタテとイクラがたっぷり載せられていた。
ご飯は少なめといってもいつも黙って大盛りになっているから、少なめでやっと普通の量だった。
この寿司屋で頼んでもなかなか出てきそうもない本鮪漬け丼がランチでは880円なのだから泣く子も黙る。
ここの昼のランチは大盛りでも価格は変わらない。
マスターに話を聞くと500gくらいのご飯の上に卵と肉を合わせて500g、計1㎏の親子丼を昼に規定料金580円で食べていく猛者が二人ほどいるそうである。
さて、二品目のラム玉カレーが登場した。
私はこのラム玉カレーの誕生に少なからずも関与している一人だと思うが、(単にラムをリクエストしただけ…) 初登場の頃はラムを炒め玉子でとじてカレー粉をかけて味つけしたラム玉子あんかけカレー風味丼のような代物だった。
現にその写真がメニューのラム玉丼のところに載っている。
ところが、次第にマスターがそれに満足しなくなり、勝手に改良を重ね、最近ではこれ専門にルーから作っているそうだ。
こんなに手をかけているのに値段は変えていない。
出てきたラム玉カレーのルーはカレー専門店顔負けの美味しさだった。
それにパルミジャーノチーズがかけられている。
後で黄身ソースをかけ回すとまろよかになり、えも言われぬ美味しさとなる。
これが680円とは信じられない。
そして最後になんとアンデックスのお通しが出てきた。
自家製デザートである。
ナッツのアイスクリーム、小豆、柚子の洋酒漬けが添えられていて、すこぶる美味しい。
これもまた驚きの時間差無料サービスお通しであろう。
やはりドンナでのブランチは素敵であった。