パン・ド・エピスのリキュール | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

目白田中屋にアルザスのオー・ド・ヴィ作りの達人で異端児ジャン・ポール・メッテのオー・ド・ヴィがたくさん置いてあった。
この造り手は高いレベルのもとあらゆるものをオー・ド・ヴィにしてしまう。
アスパラガスからトリュフまで色々なものの香りを蒸留酒の中に閉じ込めるのである。
私は敢えてアルザスの一番の伝統に則った素材、黄李であるミラベルのオー・ド・ヴィを選んだ。
次点はサクランボであったが…
そして、店内をよく見てみると、ジャン・ポール・メッテのリキュールも置いてあった。
桃であるペッシュにしようかと一瞬迷ったが、これもアルザスらしい素材パン・ド・エピスのリキュールを選んだ。
パン・ド・エピスと言えば、蜂蜜とハーブで作ったアルザスの伝統的なお菓子で、原宿に移転する前のデュヌラルテに本場のレシピはながらの美味しいパン・ド・エピスがかつて置いてあった。
そして、今でも渋谷のあのヴィロンにパン・ド・エピスのパルフェがあるのは何かの奇跡であるとしか思えない。
さて、ジャン・ボール・メッテのこの二本の魅力的なお酒であるが、


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
やはりケーキを食べながら美味しそうに飲みそうなある人物の顔が頭に浮かび、

これもドンナに持っていくことにした。
ミルフィーユとか


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シュー・アラ・クレームとか


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フランス版ショートケーキなんかを適当に食べた後、


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ジャン・ポール・メッテを飲る。


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誰かが馬の蹄の香りがすると言ってたが、私は気にせず、しばし言葉をなくすのであった。