作りたて蒸し餃子の煌めき | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

新宿でランチをとる時最近よく利用しているのが新宿駅南口近くの老舗老辺餃子館である。
普通中国で本格的な餃子といったら蒸し餃子であろう。
このお店の蒸し餃子はすこぶる美味しい。
午前中に仕込んで今できたばかりの蒸し餃子用に作ったものをセイロに入れて蒸し上げ出してくれる。
その専門店の蒸し餃子がセイロに二個入っていてなんと200円であった。


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サイドメニューなので別にメインのランチを頼まなくはいけないが、できたら二セイロ以上頼んで味わってみるといいと思う。


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メインのランチもお櫃にご飯がたっぷり入ってきて、料理の量も多く、コーヒーまでついて800円前後であった。


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料理は時には牛肉の牡蛎油炒めだったり、


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麻婆茄子だったり、


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豆腐の中国風醤油煮込みだったり


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様々で、料理も四種類くらいから選ぶことができる。
さて、蒸し餃子ができあがった。
セイロには中国伝統の形で包まれた二種類の餃子が朝露を携えているかのように美しく鎮座している。


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皮は餅米のようにしっとりとして軟らかくみずみずしい。
その皮は肉汁をたっぷりと抱き、旨みのあるこれまたしっとりした品のある薄茶色の餡を包みこんでいる。


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それが渾然一体となって口の中でハラッと崩れ溶けていくようだ。
一セイロでは悔いが残るので最低二つはいつも頼んでしまう。
ランチの料理もボリュームがあって美味しいが、昼なら中国粥(500円)とこの蒸し餃子四個でいいかもしれない。
油條があれば申し分ないが…
本物の蒸し餃子の味。


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興味がおありの方はお試しあれ。