チベット族のご馳走がモモという水餃子である。
中身は羊肉でニンニクが効いている。
その上にその部族ごと家庭ごとの特製ソースをかけて食べる。
ビリッと辛いオレンジ色の辛いソースが絶妙のアクセントになっている。
モモそのものはすこぶる味わい深く美味しい。
これがチベット族のご馳走だと思うと感慨深いばかりだ。
と言いながら私がモモをいただいているお店は東長崎にあるマサラハットである。
ここではネパール屈指の料理人が作るネパール料理が食べられる。
今日の日替わりカレーは豆と鶏肉のカレーであった。
その豆もただ物ではない。
ロビア別名ブラックアイという珍しい豆である。
大豆くらいの大きさで胚芽の部分が黒いところが何か愛らしい。
食べてみるとたいへん味わい深い豆であった。
鶏肉との相性がいい。
目の前で作ってくれた焼きたて熱々のナンをちぎってカレーにつけて食べる。
ランチ時はお代わりとして何枚焼いてもらっても無料である。
サラダも特製の辛いソースが病みつきとなり生野菜嫌いの私も残さず食べてしまう。
選べる飲み物はいつもラッシーにしてもらっている。
日替わりカレーランチは780円、モモは500円であった。
テイクアウトのカレーランチは焼きたてナンがついてワンコイン500円である。
このお店…ただのインドカレー店ではない。