ささ木の鰤の照り焼きと鱸の塩焼 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

目白通りを歩いていて美味しそうな食事処を見つけた。
ささ木という割烹料理屋さんのような風情の定食屋さんであった。
質にこだわった魚料理がかなり置いてある。
鰤の照り焼きが名物料理のようである。
でも今日はいい鱸が入っていてそれを焼いてくれると言う。
迷った末両方お願いすることにした。
贅沢な定食である。
定食についてくる小鉢の料理を食べてびっくりした。ニンジンの千切りをニンニクとオリーブオイルで味つけされているものだったがたいへん美味しかった。


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これでこれから出てくる魚料理のレベルも予想できる。
出てきた魚料理はいずれも予想通りかなりレベルの高いものであった。
鱸の塩焼きは肉厚で焼き具合を見ても見るからに美味しそうである。


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案の定、一口食べたらほっぺが崩落してしまった。
鱸の質が高いのは勿論のこと焼き方が絶妙である。
赤坂の名の通った日本料理店の焼き魚にも引けをとらない。
圧巻だったのはこの後に出てきた鰤の照り焼きだった。
今まで私が食べた中でも一、二のレベルである。


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身はふわっとしていて軟らかく照り焼きのタレが甘すぎす辛すぎず絶妙であった。
まさにこのタレだけでご飯が何杯でも食べられる。
そしてこの味で定食が1000円しないのである。


感動して私は店を後にした。
このお店には魚料理がまだまだある。
ほとんどがお客のリクエストによって増えていったものらしい。
次回何を食べるか今から楽しみである。