カスレとリエット (ファミレスで見つけた!) | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

何という時代であろう。
まさか日本のファミレスにカスレとリエットが置いてあるとは思わなかった。

ここはジェイズ・ガーデンである。

ティーバーとクレーム・ダンジュを頼もうと思って店に入った。
何気なくイベリコ豚のごちそう料理というメニューを見たらポークと生ソーセージのカスレ(890円)とポークのリエット(390円)と書かれている。
さらにイタリア・プーリア州のフェウドモナチ・プリミティーヴォ・プーリアのお試しグラスワインが120円とのことだ。
店の方向性はよくわからないが、ビストロやワインバーを意識しているのは確かだ。
よくメニューを見るとニョッキやバーニャカウダやアヒージョまである。

先日、料理を食べた時はメニューに料理の技術がついてきていないという印象があったのでカスレの大好きな私はカスレを頼む勇気が出なかった。
そして、熟考した後にリエットとお試しグラスワインを頼むことにしたのである。

リエットとグラスワインが届いた。


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リエットは結構なボリュームがある。
添えられたパンにたっぷり載せて一口食べてみる。

少し脂っぽい感じはするが悪くない。
グラスワインも試してみる。


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プリミティーボ特有の果実味が感じられ、これも悪くない。
この二つで500円位の価格である。
これにはワインバー関係者も真っ青であろう。

でも、やはりカスレを注文する気にはなれない。
食べてがっかりしたくないからだ。


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カスレの画像はメニューを撮影したものである。

デザートとしてクレーム・ダンジュを注文した。


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これは210円という価格を考えると美味しいと思う。

やや生クリーム分を強く感じるが、中にはフランボワーズのジュレが入っている。


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カスレのことが気になったまま店を出た私だった。
どなたかこのお店のカスレを食べた方がいらっしゃったら感想を伺ってみたい。