浅草梅むらの豆かんの艶 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

浅草梅むらの豆かんを久しぶりに食べに行った。
昨年訪れた時には息子さん夫婦だけだったので代をかえたのかと思っていたが、その日はご主人がいらっしゃった。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
二年ぶり位で久々にご主人に目の前で豆かんを作ってもらう。
この店に通い始めて二十年以上たつが味がほとんど変わっていない。
相変わらず美味しい豆かんを食べさせてくれる。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
入っているものはシンプルなもので、寒天と豆と黒蜜だけである。
しかし、どれもが上質で味のバランスがいいためすこぶる美味しい豆かんとなる。
特に豆の美味しさには度肝を抜かれる。
煮方に秘伝があるのだろうが、豆が軟らかくて美味しい。
ほとんどの甘味屋でがっかりさせられる硬くて食べ飽きてしまうみつ豆の豆とはレベルが違うのである。
全く似て非なる食べ物であろう。

初めて食べる誰もが美味しいと言う。
甘いものが好きな方に限るが…

私は何個お土産に持っていったかわからないくらいである。
でもできればこの店でできたての豆かんを食べるに限る。

みつ豆の豆なんてと思っている方にぜひ梅むらの豆かんを食べてほしい。