子羊のナヴァランとクスクス | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

連日のラ・レプブリックでのデジュネである。
今日はトロトロオムライスを頼もうとしたが既にご飯がなくなっていた。
代わりにワンプレートランチをお願いしたら、「それでは足りないでしょう。メニューにまだ書いてありませんが今日は子羊のナヴァランがありますが…」と言われ、即座に子羊のナヴァランもお願いした。

ワンプレートランチは相変わらず美味しい。


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いつものように目の前で剥ぎられたイベリコ豚の生ハムがたくさん入っている。
今日のプチオードブルはイワシのリエットだった。
子羊のナヴァランが届けられる前にワンプレートランチは食べきってしまった。


さて、子羊のナヴァランができあがった。

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何と私が大好きなクスクスとこの料理にはかかせない辛味ペーストも皿の上に載っている。
子羊の肉と一緒にカブを中心にジャガイモ、人参、さやいんげん等たくさんの野菜が煮込まれている。
クスクスに辛味ペーストを入れてまぶしてスプーンですくい、ナヴァランのソースや具材をその上に載せて食べる。
最高に美味しい。
個人的にはこれが子羊のナヴァランの一番美味しい食べ方だと思う。

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美味しいナヴァランを食べた後はやはり美味しいデセールをいただく。
昨日も食べた桃とコリアンダーのアイスクリームとメニューにまだかかれていないが本日のデセールのスペシャリテをお願いした。

本日はオレンジのコンポート・チーズムース添えスープ仕立てであった。
オレンジのコンポートはオレンジ1個丸ごとをスターアニス、シナモン、レモン汁を入れて作られている。エキゾティックで魅惑的な味わいだ。

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チーズムースはコアントローで風味つけしてあり、軟らかいチーズケーキのようで凛とした味わいだ。
スープも美味しいではないか。
この店のパティシエは基本的に二度と同じものを作らない。
このようなビストロでは稀有な存在である。
訪れるたびにデセールが楽しみなお店だ。