シュークルートとクレーム・キャラメル | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

デジュネがてら忘年会用のデザートを買いに門前仲町のラ・ディニェットを訪れた。
本日の肉料理の内容を尋ねると何とシュークルートだったのでメイン料理は迷わずそれにした。
前菜はキッシュ・ド・メゾンをデセールはクレーム・キャラメルにした。

キッシュがすぐに出された。


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相変わらず美味しいキッシュである。
ベーコンと卵とバターの香りがたまらない。
味のバランスのいいキッシュを食べ終えると次にシュークルートの皿が届けられた。


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シュークルートはドイツ国境近くアルザスの地方料理である。
キャベツの酢漬けや野菜と豚バラ肉、ベーコン、ソーセージが一緒に煮込まれている料理だ。
ディジョンのムータルドとフルール・ド・セルが皿に添えられている。


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飾りけはないが加工肉の旨みに実にしみじみとしてしまう料理だ。
素朴さと優しさを強く感じる。
アルザスの田舎の風景が頭に浮かんでくる。

そしてデセールはお店の自慢のビストロらしいクラシックなクレーム・キャラメルを選んだ。


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大きさも甘さも私好みの味である。
変に生クリームっぽくないし、軟らかすぎてもいない。


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コーヒーを飲み干し、クラシックガトーショコラを三つ程購入して店を後にした。


お店は1月2日と6日を除いて昼夜とも毎日年末年始営業しているという。
正月にも気軽にデジュネが味わえる地元の方をうらやましく思ってしまう。